ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-11-01 22:58:58 |
2018年11月01日
公益財団法人日本交通文化協会 日本を代表する日本画家 平松礼二氏 原画・監修 大型ステンドグラスを“鉄道路線の起点” 東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) 新橋駅に設置決定 〜2019年2月 完成予定〜 公益財団法人日本交通文化協会(所在地:東京都千代田区、理事長:滝久雄、以下 当協会)は、株式会社ゆりかもめ(所在地:東京都江東区、代表取締役社長:櫻井務)の協力のもと、一般財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受け、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) 新橋駅に大型ステンドグラスを設置することが決まりましたのでお知らせいたします。 設置が決まったパブリックアートは、日本を代表する日本画家のひとり、平松礼二氏の原画・監修による大型ステンドグラス作品で、日本最初の鉄道路線の起点として開業し、現在に至るまで発展した新橋駅に誇りと安らぎを享受することを目指しています。 当協会は、日頃からビジネスや観光利用者の多い新橋駅にパブリックアートを設置することで、日々の喧騒に疲れを覚えている人々の心に潤いと安らぎを与えるとともに、パブリックアートを通じて芸術に慣れ親しむことで、芸術・文化においても尊敬される日本人のイメージづくりに貢献できると考えています。 このパブリックアートが一過性のものではなく、新橋駅を利用する多くの人々に愛され、利用者の誇りとなる場所になることを願います。 現在、平松礼二氏が新橋駅のために特別に描き下ろした原画をもとに、ステンドグラススタジオ、釉薬研究施設、焼成サンプル室、ショールームなど多数の施設を完備する国内第一級のパブリックアート工房「クレアーレ熱海ゆがわら工房」(所在地:静岡県熱海市)で7人のステンドグラス職人が製作しています。ステンドグラスの完成は、2019年2月を予定しています。ステンドグラス完成後には、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) 新橋駅にて完成披露除幕式を行う予定です。 参考資料:事業概要 ■当事業の目的 @ 21世紀を代表する日本画家である平松礼二氏の原画をもとにしたステンドグラス作品によるパブリックアート普及の重要性を訴求 Aパブリックアートを通じて芸術に慣れ親しむことによって、社会モラルが高まる環境の創出 B 東京都の観光資源開発と地域活性化への貢献 ■設置場所 東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) 新橋駅 ■題名 「四季・東京ベイ」 ■規模 ステンドグラス 約37u レリーフ 約9u ■原画・監修 日本を代表する日本画家 平松礼二氏 ■ステンドグラス製作 クレアーレ熱海ゆがわら工房 (所在地:静岡県熱海市泉230-1)で職人が製作中。 ■作家プロフィール ■日本画家 平松礼二(ひらまつ・れいじ) 1941年 東京都出身 横山操を生涯の師と仰ぎ、印象派を代表するモネの作品に心を奪われる。伝統的な日本画技法と印象派を取り入れ、革新的な日本画を製作。その代表として、「平松礼二 モネへのオマージュ」など。国内外からの評価も高く、町立湯河原美術館に平松礼二館が設置されるなど、日本だけでなく活躍の場を世界へと広げている。2000年から 11題名年間「文藝春秋」の表紙画も担当した。 ■作品について 正面のステンドグラスには、日本の世界遺産である「富士」と東京都の鳥である、「ゆりかもめ」が一羽、一面に広がる青い海を渡る姿が描かれています。左右のステンドグラスには、日本の四季を彩る春の「桜」「梅」が咲き乱れる様子と、秋の「紅葉」が燃え盛る姿が繰り広げられ、鮮やかな景色が浮かび上がります。印象派の研究から日本文化の源流を探る試みを経て、日本美術の意匠の美にたどり着いた平松礼二先生が追求されてきた琳派モダン※の華麗なる世界を、ステンドグラスに置き換えて展開します。2020年東京五輪・パラリンピックを控え、多くの海外からのお客様を迎える中、この作品を通じて日本の魅力を伝えていければと思います。 ※西洋のジャポニズムにも影響を与えた琳派は、桃山時代の俵屋宗達(たわらや・そうたつ)から始まり、江戸時代の尾形光琳(おがた・こうりん)、酒井抱一(さかい・ほういつ)などが師弟制度によらず私淑により継承した独特の流派です。やまと絵の様式を基調に、日本人の自然観や美意識を斬新な装飾技法で表現しているのが特徴です。 |
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