ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-07-19 01:33:11 |
鉄道博物館
THE RAILWAY MUSEUM 2019年7月18日 鉄 道 博 物 館 高雄市立歴史博物館「NIPPONからTAIWANへ:鉄道の夜明け−鉄道博物館交流展」 開催に伴う協力について 2019年7月18日(木)から2020年6月30日(火)まで、台湾の高雄市立歴史博物館が運営する哈瑪星(はません)台湾鉄道館において「NIPPONからTAIWANへ:鉄道の夜明け−鉄道博物館交流展」が開催されます。この交流展は日台友好の一環で開催されるもので、鉄道博物館として、昨年4月から9月まで開催した企画展「明治150年記念NIPPON鉄道の夜明け」で展示した模型や実物資料の一部を貸し出します。 交流展の開催にあたり、2019年7月18日(木)に同館において開幕式が行われました。現地時間11:00から始まった開幕式では、王御風(おうぎょふう)高雄市立歴史博物館長と宮城利久鉄道博物館長が交流展開催の協力協定書に署名を行いました。 【「NIPPONからTAIWANへ:鉄道の夜明け−鉄道博物館交流展」開幕式の概要】 1.開催日 2019年7月18日(木) 2.場 所 高雄市立歴史博物館 哈瑪星台湾鉄道館 3.出席者 鉄道博物館 館 長 宮城 利久 副館長 荒木 文宏 学芸員 五十嵐健一 4.内 容 (1)来賓紹介 (2)協力協定書への署名 (3)主催者代表挨拶 高雄市政府文化局 副局長 王文翠(おうぶんすい) 来賓挨拶 鉄道博物館 館長 宮城 利久 (4)記念撮影 (5)展示案内/プレス・インタビュー 5.その他 特別講演「日本と台湾の鉄道の歴史と課題」 (1)日 時 2019年7月20日(土)14:00〜 (2)場 所 高雄市立歴史博物館 哈瑪星台湾鉄道館 (3)講演者 荒木 文宏(鉄道博物館副館長) 開幕式の様子については、別紙をご参照ください。 別 紙 「NIPPONからTAIWANへ:鉄道の夜明け−鉄道博物館交流展」開幕式について <挨拶要旨> 高雄市政府文化局 副局長 王文翠(おうぶんすい) 高雄市政府文化局は、長年国際交流に力を注いできました。このたび、日本の鉄道博物館からの協力を得てこの交流展を開催できることとなり、大変嬉しく、光栄に存じます。 昨年(2018年)、高雄で開催された国際フォーラムを機に鉄道博物館との交流が始まりました。その後、鉄道博物館において「明治150年記念NIPPON鉄道の夜明け」という企画展が開催されていることを知り、その企画展を高雄へ巡回展示できないかと提案しました。以降、数回の打ち合わせを経て、今回の交流展のテーマを決めました。近代化を象徴する明治期に焦点を絞り、鉄道がどのように日本に導入され、またどのように日本から台湾に伝わったのかをご紹介します。 鉄道博物館 館長 宮城 利久 日本と台湾は歴史的に友好関係にあります。 昨年2018年には、高雄築港、高雄駅建設の110周年にあたり、8月3日から5日まで国際シンポジウム「築港設驛110週年.19-20世紀亞洲港灣城市的興起(築港・駅建設110周年:19−20世紀アジア港湾都市の興起)」が開催され、鉄道博物館から副館長の荒木が出席し同年7月にオープンした南館および本館リニューアルの概要を説明しました。 今回、高雄市立歴史博物館、哈瑪星台湾鉄道館と交流展をすることになりましたが、昨年4月から9月まで当館で開催した明治150年に関連する企画展「明治150年記念NIPPON鉄道の夜明け」を観ていただいた高雄市立歴史博物館の張曉旻(ちょうぎょうみん)様から、巡回展示を実施できないかというお話をいただきました。 その後貴館で検討され、当館の鉄道模型(1号機関車)や歴史資料(パネル用データ)、実物資料(双頭レール)などをお貸しし、高雄市立歴史博物館で台湾と日本の鉄道の歴史をテーマとした交流展を行うことになりました。 本日開幕式を迎えることになりましたが、台湾の鉄道の歴史研究の大家である謝明勲(しゃめいくん)先生の監修による素晴らしい交流展にしていただき、大変うれしく思っています。 今後もますます台湾と日本の友好が進むことを期待します。 |
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