ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-10-20 22:57:46 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.112 発 行 日: 令和元/2019年10月21日 定 価: 本体3,600円+税 荷造送料450円 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-112-5C1065 \3600E [スタッフ] 企画・編集 前里 孝 編 集 顧 問 寺田貞夫 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 THE レイル No.112 もくじ 国鉄交直流特急電車の顔 グラフ 日本の四季を駈けた50年の足跡 カメラ:早川昭文/福田静二/高橋卓郎………… 4 日本国有鉄道 481系特急形交直流電車図面集…………20 581・583系月光形電車寝台の航跡 高運転台貫通式前頭部の考察 ふちい萬麗…………26 国指定重要文化財となった ホジ6014号蒸気動車 小野田滋…………52 昭和13/1938年の寺田町駅 駅名標写真について 森本 寿…………60 鉄道省 城東線(現大阪環状線)の駅名標と高架化 高見彰彦…………61 荒井友光作品集2 戦時下の名古屋市電 所蔵NPO法人名古屋レール・アーカイブス /写真解説:服部重敬…………82 ヤードマン………………………………………………………98 ヤードマン ■日本全国,津々浦々の電化区間で見ることができた485系電車も,気がついてみればオリジナルの姿は既に失われ,“ジョイフルトレイン”への改造車ですら,残りは僅かとなってしまいました. ■誕生してから50周年という節目を目前に控えた今,その歩みを振り返ります.とはいえ,20系寝台客車と同様に,その全貌を一挙に紹介するというような大上段に構えた内容ではなく,今回は特徴ある前頭部の形状…“顔”に焦点をあててみました. ■151系“こだま”形のボンネットが国鉄特急形電車の象徴的存在となり,交流電化区間用特急電車481・483.485系にも,そのスタイルは継承されました.一方で柔軟な運用を実現するため,前面に貫通路を設けたのが,実質的には“世界初の寝台電車”ともいわれた581・583系電車です.塗色も昼の“赤”に対して夜の“紺”となって,新しい国鉄特急電車のイメージができあがりました.昭和42/1967年のことです.そのスタイルを“昼”に取り込んだのが485系200番代の先頭車というわけですが,実際には定期的な分割併合運転が始まるまでには長い時間を必要としたのでした.本刊ではその,貫通路にまつわる経緯をグラフと図面と形態分類の稿によって解き明かしています. ■今年,あらたに国重要文化財に指定された文物の中に,蒸気動車ホジ6014が含まれていました.永らく明治村に保存されていた同車ですが,今では名古屋市のリニア・鉄道館に収蔵されて展示車輛の重要な位置を占めています.重要文化財指定の意義を,前回の電気機関車二題,ED40とED16に続いて,小野田滋さんに説いていただきました. ■大阪の森本 寿さんから,昭和13/1938年に撮影したという鉄道省城東線寺田町駅の駅名標写真が寄せられました.それを見た高見彰彦さんが,さっそくに新たな考証調査を実施されたのが,今回の“鉄道省城東線の駅名標と高架化”です.駅名標から高架化工事への話題の展開ぶりは,おみごとの一言につきます. ■荒井友光作品集の第2回目は,太平洋戦争中に撮影された名古屋市電の車輛と街の情景です.当局の理解と協力なくては,なし得なかった貴重な記録が初めて公開されました.存分にお楽しみ下さい. |
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