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No.6273 (Re:6271) 【JR西Inov】高速クルーザーの建造開始について
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-10-17 00:18:46
ニュースリリース                JR西日本イノベーションズ


                              2019年10月16日

   船舶保有会社の名称決定及び高速クルーザーの建造開始について

 株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、代表取締役社.:和田 裕至)は、瀬戸内海汽船グループの瀬戸内シーライン株式会社(広島県広島市 代表取締役:仁田 一郎)と共同で、『株式会社瀬戸内島たびコーポレーション』を設立・出資いたしましたので、お知らせいたします。同社は、JR西日本グループ及び瀬戸内海汽船グループで開発・導入をすすめる観光型高速クルーザーを所有し、瀬戸内シーライン株式会社に貸し渡し、同社が運航を担う予定です。
 また、同社が開発・導入に向け具体的な検討を進めてきたクルーザーの船舶名・デザイン・仕様等について決定し、まもなく建造に着手いたしますので、併せてお知らせいたします。

               記

1.設立したクルーズ船の保有会社について
 ┌────┬─────────────────────┐
 │会 社 名│株式会社瀬戸内島たびコーポレーション   │
 ├────┼─────────────────────┤
 │所 在 地│広島県広島市南区             │
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 │設  立│2019年5月30日              │
 ├────┼─────────────────────┤
 │事業内容│船舶の賃貸、コンサルティング業務等    │
 ├────┼─────────────────────┤
 │出資比率│瀬戸内シーライン株式会社     (70%)│
 │    │株式会社JR西日本イノベーションズ(30%)│
 └────┴─────────────────────┘

2.高速クルーザーの導入スキームについて
 株式会社瀬戸内島たびコーポレーションによる高速クルーザーの建造にあたっては、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)が2018年度に創設した「国内クルーズ船」の共有建造制度活用の第一号案件として、2019年9月17日に内定を受けました。

3.高速クルーザーの概要について
(1)船舶名称
 『SEA SPICA』(シー スピカ)
(2)運航エリア
 広島港(宇品)と三原港とを結ぶ、とびしま海道・しまなみ海道エリア
   航路名称:「瀬戸内しまたびライン(Setouchi Shimatabi Line)
   運航主体:瀬戸内シーライン株式会社
(3)船舶仕様のポイント(※デザインイメージは別紙参照)
 ・瀬戸内の多島美を贅沢かつ効率よく楽しむための設備および高速性能を具備
  (デッキを含めたバリアフリー対応)
 ・外国人観光客にも快適にご利用いただける船内案内設備
 ・旅行会社によるチャーターにも適した90人程度の座席定員
(4)建造主株式会社瀬戸内島たびコーポレーションおよび独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
(5)造船所
  瀬戸内クラフト株式会社(広島県尾道市)

※JR西日本イノベーションズは、しまなみエリアで運航する新造船『サイクルシップ・ラズリ』を保有する「株式会社瀬戸内チャーター」への出資も行っており、引き続き、西日本エリアにおける新たなビジネスの創造や魅力向上に取り組んでまいります。
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