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No.6578 【交通新聞社新書142】鉄道路線誕生秘話 米屋こうじ著
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-05-18 02:33:10
株式会社交通新聞社

            【交通新聞社新書 新刊のご紹介】

交通新聞社新書142
鉄道路線誕生秘話
日本列島に路線がどんどんできていた頃

あの通勤・通学路線ができた本当の理由!
現代、多くの人にとって鉄道は、速さ、安さ、快適さを求められる、手軽な交通手段の一つ。だがかつて、鉄道の存在ははるかに大きなものだった。
鉄道敷設には必ず理由があり、設立当初は少なくとも一つ以上の使命を帯びていた。
沿線に残された鉄道遺産や郷土史を掘り起こし、なぜその鉄道が求められたのか、歴史をひもとく。


書  名:交通新聞社新書142
     鉄道路線誕生秘話
     日本列島に路線がどんどんできていた頃
作  者:米屋こうじ
発 売 日:2020年4月15日(水)
判  型:新書判
価  格:本体900円+税(10%税込990円)
ISBN:978-4-330-04420-0
発 売 元:交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/

『はじめに』より

 本書は月刊『旅の手帖』の連載「鉄道時間旅行」の記事を、加筆・修正して一冊にまとめたものだ。毎月日本各地へ取材に出かけて行くが、その際にはできるだけ、沿線の町の図書館にも立ち寄っている。
 図書館のほとんどには、郷土史のコーナーがあり、その土地と周辺の県史、郡史、市史、町史、村史などが並んでいる。それらの資料を調べるのが図書館を訪ねる目的だ。
 分厚い郷土史資料のページのなかに、たいがい鉄道建設にまつわる項目を見つけることができる。地元の鉄道がどのような経緯で敷設されたのか、その計画から完成までが詳細に書かれている。
[以下略]

【本書の主な内容】
鉄路の“シルクロード”       JR高崎線
水陸を繋ぎ、海の玄関口・敦賀港へ  JR北陸本線
一路道後温泉へ!          伊予鉄道
日本海軍の命脈を担った       JR横須賀線
鉄道建設のための鉄道線       JR武豊線
目指すは国際避暑地         JR日光線
3路線が争ったお伊勢参りの足    JR参宮線
鉱石を運ぶために誕生した      JR青梅線
信仰心は鉄路も通す         JR成田線
“黒いダイヤ”の輸送路       JR香椎線
芳賀野に敷かれた“難産”路線の歴史 真岡鐵道
聖地に向かって延びた鉄路      近鉄天理線
開拓の魂が開通させた        JR石北本線
“東海道”から外れた危機が誕生のきっかけに 箱根登山鉄道
上田・小県鉄道網最後の一路線    上田電鉄
川砂利を積んで貨車が走った     JR相模線
京浜工業地帯とともに誕生      JR鶴見線
本州最北の民鉄敷設の意外な資金源  津軽鉄道
線路の蛇行が歴史を語る       新京成線
昭和の大阪に生まれた大動脈     Osaka Matro御堂筋線
熱望された都市間輸送        JR仙山線

【著者紹介】米屋こうじ(よねや こうじ)
1968年、山形県生まれ。鉄道に生活感や歴史を求めて、日本と世界を旅しながら撮影を続けるカメラマン。人の手により受け継がれる鉄道遺産を取材した『ニッポン鉄道遺産』(交通新聞社・共著)、アジア鉄道旅でのふれあいを綴った『ひとたび てつたび』(ころから)、“国鉄一族”だった自身の家族の記憶を綴った『鉄道一族三代記』(交通新聞社新書)など著書多数。月刊『旅の手帖』などでも執筆。
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