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No.6837 【WILLER】シンガポール国立庭園で自動運転の実証実験を開始
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-12-08 21:54:14
<NEWS RELEASE>                       2020年12月7日
                              WILLER株式会社

     WILLERがシンガポール国立庭園「Jurong Lake Gardens」にて
           自動運転の実証実験を開始
       〜シンガポール2か所目のターゲットは生活利用者〜

 WILLER 株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:村P茂高)の在シンガポール子会社である WILLERS PTE. LTD.(本社:シンガポール、CEO:Shigetaka Murase)は、ST Engineering Ltd(本社:シンガポール、以下「ST Engineering」)とNational Parks Board(シンガポールの国立公園局、管轄:シンガポール政府)協力のもと、シンガポールの国立庭園「Jurong Lake Gardens」(場所:50 Yuan Ching Road Singapore 618661、以下「JLG」)において、自動運転の実証実験を12月3日(木)より開始しました。

 本実証実験は2年間実施し、アクセシビリティを向上させるだけでなく2022年にJLGが完成した際の自動運転による旅客輸送システムの安全性、有効性、持続可能性を検証します。
 本サービスは、ST Engineeringが自動運転技術を、WILLERがビジネスデザインとオペレーション管理を行っています。

 これまでWILLERとST Engineeringは、2019年10月よりシンガポールの国立庭園であり最高の園芸施設である「Gardens by the Bay」にて商業化運行を開始しており、シンガポールにおいては2か所目となります。

 今後もWILLERは、日本をはじめアジア・ASEAN で起きているさまざまな社会課題を、日本および世界のスタートアップ企業とともにオープンイノベーションで創造するMaaSにより、解決していくことを目指します。

■運行概要
[場所] Jurong Lake Gardensの「レイクサイドガーデン」エリア
[運行ルート] エントランスパビリオン〜グラスランドの約1.2q。
[営業時間] 月曜日〜金曜日の10時〜16時
[料金] 現在無料。のちに有料となる可能性があります。
[利用方法] 無料期間は、予約・チケット購入なしで乗車可能
[備考] 安全管理:セーフティオペレーターが同乗

■使用するNAVYA ARMA(ナビヤアルマ)の概要
[メーカー] NAVYA SAS
[車両名称] ARMA
[車体寸法] 全長:4755mm/全幅:2100mm/全高:2640mm
[最高速度] 25km/h ※本実証実験では、最大速度10km/h
[最大斜度] 12%
[定員] 15名(座席数11)
[航続時間] 9時間(エアコン利用時4時間)

■Jurong Lake Gardensについて
 National Parks Board(シンガポールの国立公園局)が管理する「シンガポール植物園」「Gardens by the Bay」に次ぐ3つ目の国立庭園。湖を中心に約90ha(東京ドーム19個分)の広さがあり、レイクサイドガーデン、日本庭園と中国庭園、ガーデンプロムナードのエリアで構成され、レイクサイドガーデンは2019年4月27日より開放されています。

■会社概要
【WILLERS PTE. LTD.】
 現在の世界各地で起きている様々な社会課題を、日系企業を中心としたオープンイノベーションで創造するMaaSにより、解決していくことを目指しています。これまでWILLERグループが日本で培ってきた知識や経験を活かし、テクノロジー、シェアリング、コミュニティ、エコシステム、自動運転をキーワードに、既存の移動サービスをより便利にすると同時に、新しい移動サービスを開発して融合させたMaaSを提供します。そして、世界中の情報が集まるシンガポールに軸足を置くことで、日本だけではなく、アジア、ASEANの社会課題をMaaSを通じて解決していきます。 

【ST Engineering Ltd】 
 ST Engineeringは、シンガポールに本社を置き、航空、電子工学、陸上防衛及び海上分野を専門とするエンジニアリングサービスを提供するグローバル企業です。アジア、ヨーロッパ、中東、アメリカで約23,000 人の従業員数を抱え、100 か国以上の防衛、政府、商業関連の顧客にサービスを提供しています。130都市で700を超えるスマートシティプロジェクトに取り組んでおり、スマートモビリティ、スマートセキュリティ、スマートエンバイロメントソリューションを通じて都市の変革を支援し続けています。また、シンガポールのSentosaにて、2019年8月26日.11月15日に実用化に向けた実証実験を実施しており、ST Engineeringが自動運転システムを開発したミニバス(23人乗り)2台および NAVYA ARMA2台の計4台で公道と私道を旅客を乗せて運行した実績もあります。
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