NEWS RELEASE：全般 ３
| ひろやす／伊藤(vnnc8158) 2021-03-14 18:49:45 |
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２０２１年３月
笹 田 昌 宏 2021年3月8日(月曜) 「走れ、トロッコ！輝け！蜻レール」が全国発売となります 来る３月８日（月曜）、甲賀市在住の著者が軌道自転車をメインテーマに書き上げた本邦初のムック本、「走れ、トロッコ！輝け！錆レール」が全国発売となりますので、お知らせをさせて頂きます。 １．本書の概要 タイトル： 走れ、トロッコ！ 輝け！錆レール 小さな車両が切り拓く大きな未来 著 者： 笹田昌宏 判 型： Ａ５版、１８０ページ 定 価： 本体１７００円＋税 発 行 日： ２０２１年４月１０日 発 行 所： イカロス出版株式会社 表紙・本文デザイン：小林加代子 発 行 人： 塩谷茂代 編 集 人： 廣部 妥 印 刷： 図書印刷株式会社 雑誌コード：61857-79 図書符号： ISBN978-4-8022-0962-5 C9465 \1700E ２．本書の要旨 本書のメインテーマとなっている「軌道自転車」とは、鉄製の車輪を取り付けてレールの上を走る自転車のことで、主に線路の点検用などとして、戦前から国内外の鉄道の現場で活躍してきました。初期のものは足こぎ式で、昭和の後期以降はエンジン付きが主流となりましたが、近年は省力化などの流れを受けて、姿を消しつつあります。いっぽう、各地では、鉄道の廃止や休止に伴って、錆びたままで放置状態となっていたレールの活用が課題となっていました。 そこで著者は、１９９５年に、福岡県赤村で、未開業のまま２０年にわたって放置状態となっていたレールに軌道自転車を走らせるイベントを提案、村役場の総務課長の声掛けに、村民がボランティアで全面協力し、成功を収めました。このイベントがきっかけとなって、近隣でも軌道自転車を使った廃線活用 のイベントが立ち上がり、のちに全国各地で活用事例が拡大していきました。 本書では、錆レールを輝かせている、全国での取り組みを紹介し、その元祖となった、１９９５年の福岡県赤村でのイベントの舞台裏の紹介、そのほか軌道自転車の歴史的な変遷や国内外の保存車の総覧、滋賀県日野町の草むらから軌道自転車を救済してレストアし、滋賀県知事と日野町長に試乗して頂くまでの記録、フィリピンでの人力トロッコのルポ、人力トロッコの自作に挑んだ記録などを収録しています。 本書は著者が２５年にわたって追い続けていたテーマであり、通算で１８冊目の上梓となります。 歴史遺産としての魅力を増し、錆びたレールを輝かせたのは、軌道自転車やレールバイクなどの小さき鉄道車両たちだった。 日本全国、そして世界各地を飛び回り、見て、乗って、救って、そして作った？！人力トロッコの世界に魅せられた男が贈る記録。 ●著者プロフィール 笹田昌宏（ささだ まさひろ） １９７１年大阪府生まれ。医師、作家、鉄道文化財アドバイザー。第１０回旅のノンフィクション大賞、第１回びわ湖チャレンジ大賞受賞。著書に「全国トロッコ列車」（岸由一郎共著）、「英国保存鉄道」、「『ボロ貨車』博物館、出発進行！」、「あの電車を救え！親友・岸由一郎とともに」（ＪＴＢパブリッシング）、「ダルマ駅へ行こう！」（小学館）、「学ぼう、遊ぼう おやこ鉄っ！」、「フツーじゃない！普通列車こだわり旅」、「廃駅。」、「国鉄＆ＪＲ保存車大全」、「車掌車」、「保存車大全コンプリート」、「日本の保存車１００感動編」、「幽霊列車」（イカロス出版）、「『パパ鉄』バイブル〜大満足の全国鉄道スポット５５」（講談社）、「よみがえる鉄道文化財」（交通新聞社）、「廃駅ミュージアム」（実業之日本社）などがある。 第一章 冒頭より 福岡県の油須原線がよき先例に 錆びたまま、朽ちてゆく「錆レール」に、新たな使命を吹き込んで輝かせる大きなきっかけとなったのが、１９９５年に福岡県赤村で開催された「レールサイクリング」だ。これは村内で未開業のまま放置状態となっていた油須原線のレールを、軌道自転車を用いて初めて“開通”させ、一般来場者が乗車体験をするという催しだった。詳しくは第２章で改めて紹介する。 [中略] 一度は鉄道としての輝きを失った錆レールが、地域の人々の愛着とアイデアによって、次々と輝きを取り戻していく姿は、訪れる者にとって、とても心躍らされるものである。第１章では、全国各地の楽しい実例を見て歩き、可能な限り実際に乗ってみた体験から、その魅力をご紹介したい。 ＣＯＮＴＥＮＴＳ 第１章 軌道自転車＆レールバイクで走れ！ Ｐ００４ 第２章 錆レールを輝かせた原点とは？ Ｐ０６２ 第３章 軌道自転車、その奥深き世界に迫る Ｐ０８２ 第４章 滅失のピンチから救え！ Ｐ１０６ 第５章 バンブートロリーでの熱き体験 Ｐ１１８ 第６章 人力トロッコ、ゼロからの自作 Ｐ１３６ 第７章 輝かせたい！「眠れる錆レール Ｐ１５２ |
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