ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-02-27 01:40:29 |
2021年 2月19日
東北福祉大学・鉄道交流ステーション http://www.tfu.ac.jp/rmlc/exhibition/index.html 鉄道交流ステーションブックレット05号発行のお知らせ 鉄道交流ステーションでは、ブックレット05号を発行しました。 『43.10(よん・さん・とう)で走った東北の車両』 三品勝暉 サ イ ズ:A4判64ページカラー 別紙付録付き 定 価:1,500円(税込1,650円) 発売開始:2021年2月25日(木) 編 集:東北福祉大学・鉄道交流ステーション 発 行:東北福祉大学・鉄道交流ステーション (C)2021 発 行 日:2021(令和3)年1月31日 印 刷:株式会社ホクトコーポレーション 取扱い店:(仙台市内)金港堂、八文字屋書店、仙章堂 (首 都 圏)書泉グランデ、ModelsIMON、天賞堂 三品勝暉(みしな・かつき) 昭和13(1938)年2月生まれ。 昭和36(I961)年 日本国有鉄道入社。蒸気機関車、ディーゼル機関、新幹線電車などの検修業務のほか、客貨車設計、旅客需要予測、輸送改善計画、国鉄バス、車両購入業務などに従事、平成3(1991)年財団法人鉄道総合技術研究所を退職。以後エンジニアリング会社に平成22(2010)年まで在籍。鉄道愛好家としても知られる。 著書:『よみがえる新幹線0系・100系・200系』(2014・学研パブリッシング)『よみがえるキハ80系・181系』(2013・学研パブリッシング)『学研の図鑑』機関車・電車編(1977)。客車・貨車編(1981)など多数。 本誌は第35回企画展「実を結ぶ交流電化「43.10(よん・さん・とう)亅ダイヤ改正と東北の鉄道」(2018年12月4日〜2019年3月2日)の記念行事として開催された三品勝暉氏による講演会の内容と、その中でご紹介いただいた写真を基本に、同展で紹介した写真や資料などを加えて編集しました。 戦後、国鉄は近代化計画を実行し、全国に電化・複線化は進んで行きましたが、東北の輸送改善は先送りにされがちでした。昭和40年に発足した第3期長期計画では目標を昭和50年度におき、その前半はいよいよ東北のために予算が投入されました。すなわち、東北線の全線電化・複線化と奥羽南線・仙山線の交流電化を43年度までに完成させることが大きな柱となったのです。「よん・さん・とう」というのは国鉄業界内の隠語で昭和43年10月の白紙ダイヤ改正を指します。それに向けて国鉄は、電化工事を進め、軌道改良を行い、新しい車両を開発して、スピードアップを実現しました。優等列車の増便に合わせ、営業面でも「みどりの窓口」の座席予約のコンピューターの処理能力が強化され、貨物輸送にも改良が加わえられました。まさに国鉄総力戦の改革がなされたのです。東北がやっと近代化の尻尾に付いたとも言われる約半世紀前のダイヤ改正を基軸に、東北の発展を支えることになる鉄道の状況を紐解いた1冊です。 【購入方法】 1)鉄道交流ステーション展示室・受付窓口で直接購入の場合 割引金額(1冊)1,273円(税込1,400円)にてお求めいただけます。 > *ただし、鉄道交流ステーションはコロナウィルス感染拡大防止のため、現在休館中です。窓口での販売は当面見合わせておりますので、通販あるいは委託店舗にてお求めください。ご利用の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 2)代金を現金書留で郵送していただく場合 「鉄道交流ブックレット5号 43.10本」注文分として、住所・氏名・電話番号・注文冊数を記入した用紙と、代金1冊あたり1,650円と送料370円(レターパックライト便を使用)を同封の上、 〒981−8523 仙台市青葉区国見1丁目19−1 ステーションキャンパス館3F 東北福祉大学・鉄道交流ステーション「ブックレット係」 まで、お申し込みください。追って冊子を発送いたします。 3)銀行振り込みでの送金をしていただく場合 FAXか、ホームページの申込フォームから、住所・氏名・電話番号・FAX番号・注文冊数を記入して、お申し込みください。折り返しこちらから、予約受付番号と振込口座の情報、価格等をお知らせいたしますので、一週間以内にご送金ください。また、振り込み手数料はご負担下さい。銀行への入金が確認でき次第、冊子を発送いたします。 詳しくはホームページをご覧いただくか、お電話にて(022−728−6612)お問い合わせ下さい。 なお、発行部数が僅少のため、冊子が無くなり次第終了とさせていただきます。万一の場合はご容赦下さい。 【目 次】 発刊にあたって 4 はじめに 5 「43.10(よん・さん・とう)で走った東北の車両」三品勝暉 1.東北における「43.10(よん・さん・とう)」までの歩み 1−1 蒸気機関車牽引時代 6 1−2 仙山線での交流電化試験 10 1−3 第1次5ヶ年計画 12 ○初の東北特急「はつかり」と寝台専用列車「北斗」 12 ○気動車による輸送近代化 13 ○東北初の気動車準急・急行列車 13 ○初の気動車特急はつかり 15 ○貨物輸送の改善 16 1−4 第2次5ヶ年計画 17 ○気動車特急と優等列車増発 17 〇上野〜仙台間の電車化および優等列車増発 18 1−5 第3次長期計画 20 ○襲い掛かる災害 20 ○盛岡電化 20 ○43.10(よん・さん・とう)に向けて 22 【コラム1】語り継ぎたい奥羽線福島〜米沢間交流化工事(大山正)23 2.東北における「よん・さん・とう」 2−1 「よん・さん・とう」とは 28 2−2 東北本線の輸送力増強 29 2−3 奥羽・磐西・仙山線の輸送力増強 29 2−4 貨物輸送近代化 30 2−5 消えゆく蒸気機関車 31 3.「よん・さん・とう」で東北を走った車両 35 3−1 電気機関車 35 ○ED75形 35 ○ED77形 37 ○ED78形・EF71形 38 【コラム2】押棒方式(ジャックマン方式)(三品勝暉) 36 3−2 ディーゼル機関車 39 ○DD51形 39 3−3 交直流電車 40 ○483・485系特急電車 40 ○583系寝台・座席両用特急電車 40 ○451・453・455系交直流急行電車 42 3−4 気動車 44 ○キハ81系 44 ○キハ82系 44 3−5 客車 45 ○固定編成寝台客車20系 45 3−6 貨車 46 ○コキ10000形 46 〇レサ5000形 46 ○ク5000形 47 ○2軸貨車の75km/h化 47 4.まとめ 48 【年表】交流電化試験から43.10(よん・さん・とう)ダイヤ改正までの 東北の鉄道のうごき 49 【資料】講演会配布資料採録(一部加筆修正) 54 【資料】43.10にむけた国鉄車両改善計画 61 【別紙付録1】ダイヤで追う昭和43年9月22日奥羽線福島〜米沢間 交流電化切替工事の全日ドキュメント 【別紙付録2】昭和43年10月1日改正 東北線列車ダイヤ |
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