ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-02-25 02:34:40 |
2021年 2月24日
京都駅ビル開発 (株) 京都美風 京都市伝統産業「未来の名匠」技の披露展・京の伝統産業わかば会作品展 開催概要 京都駅ビルでは、京都のくらしや文化、芸術の発信を目的として展示イベント「京都美風」を開催しています。 3月は春分の日を「伝統産業の日」と定める京都市と連携します。 京都市では,匠の技を未来に継承し、今後の伝統産業界を牽引する伝統産業中堅技術者を京都市伝統産業「未来の名匠」として認定しており、今回の展示では今年度認定した10名の作品を展示します。さらに若手職人が集まる「京の伝統産業わかば会」による新しい伝統のカタチをそれぞれの個性で表現いたします。伝統産業界の未来を担う職人の、技と美の数々を御堪能ください。 1.名 称:京都美風京都市伝統産業「未来の名匠」技の披露展 ・京の伝統産業わかば会作品展 2.日 時:2021年3月2日(火)〜31日(水) 10時〜19時 ※最終日の3月31日は15時まで 3.場 所:京都駅ビルインフォメーション前 4.主 催:京都駅ビル開発梶^京都市 5.内 容 作品一例 作者名:河合 良彦 作品名:京印章 忘懐得失(ボウカイトクシツ) 二寸(60mm)角の石材に「忘懐得失」と彫刻した篆刻作品です。 成功や失敗、損や得を考えず、物事に取り組んでいく。という意味です。 書体は「篆書体」のひとつ「小篆」です。約 2,200年前に初めて中国を統一した「秦」が公式とした書体です。 鉄筆と呼ばれる篆刻用の彫刻刀を用い、本手彫りで彫刻しています。 作者名:細川 秀章 作品名:京竹工芸 波網代編飾筥(ナミアジロ アミカザリハコ) 京竹工芸の編組技術で制作した竹籠作品になります。 網代編みの籠を隙間なく編み上げるには繊細な技術と忍耐力が必要になりますが、籠作りの材料となる竹ひごを均一な幅・厚さに揃えて製作することはそれ以上に高度な技術が求められる作業になります。 【未来の名匠】 京都市では、1200年を超える悠久の歴史の中で脈々と受け継がれる匠の技を未来に継承し、今後の伝統産業界を牽引する担い手の育成に寄与することを目的に、平成22年度から、京都市の伝統産業中堅技術者を京都市伝統産業「未来の名匠」として認定しております。 今回の京都美風では、令和2年度に認定された10名の「未来の名匠」による作品を展示しております。 【京の伝統産業わかば会】 京都市では、京都の伝統産業に携わる若手後継者の確保と育成を目的とした「京都市伝統産業技術後継者育成制度」を実施しており、これまで 1,304名の技術後継者が本制度を利用しています。 「京の伝統産業わかば会」は、その利用者を中心として組織された団体であり、京都の未来を担う技術後継者として、作品展、研修会、見学会などの事業を実施し、技術の継承及び発展に努めております。(昭和 43年設立) |
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