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No.6872 【交通新聞社新書148】こんなものまで運んだ!日本の鉄道
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-12-22 22:33:48
株式会社交通新聞社

            【交通新聞社新書 新刊のご紹介】

交通新聞社新書1487
こんなものまで運んだ!日本の鉄道
お金にアートに、動物……知られざる鉄道の輸送力

小動物から巨大な車両まで!何でも運んだ鉄道の底力
鉄道が運ぶ対象はビトだけではありません。
牛や馬、獲れたての魚、お金、新聞、手紙、美術品、自動車など、ありとあらゆるものを日本の鉄道は運んできました。
そこにはさまざまな知恵と工夫が。
「運んできたモノ」を通して日本の鉄道の素晴らしさを再発見できる一冊です。


書  名:交通新聞社新書148
     こんなものまで運んだ!日本の鉄道
     お金にアートに、動物……知られざる鉄道の輸送力
作  者:和田 洋
発 売 日:2020年12月15日(火)
判  型:新書判
価  格:本体900円+税(10%税込990円)
ISBN:978-4-330-08420-6
発 売 元:交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/

『おわりに』より
 とはいえ、鉄道の特性を生かした様々な取り組みが広がっていることはうれしい限りです。鉄道の特性は大量、高速輸送に定時、安定性などがありますが、何より環境への負荷が小さい点が優れた特性です。本書でもいくつかそうした事例を紹介しましたが、いろいろな試みが大きく成長して、現在の苦難を乗り越えて欲しいと切望します。
 本書は明治の創業以来、鉄道が運んできた様々なモノに焦点をあてて、鉄道の可能性を再点検してみました。こんなものまで運んでいたのか、というのが正直な感想です。この中には、現在の鉄道システムでは再現がかなり難しいものもありますが、工夫と努力で再び鉄道の一つの役割として実現できそうなものもあります。鉄道の再度の飛躍を期待して、終わりとします。

【本書の主な内容】
■目次
第1章 似て非なるもの=荷物・貨物輸送
第2章 複雑怪奇な輸送の仕組み
第3章 一筋縄ではいかない動物輸送
第4章 変わった貨車と特大・長物輸送
第5章 鉄道は文化も運んだ
第6章 貴重品輸送は気をつかう
第7章 鉄道と不可分だった郵便輸送
第8章 異常時に発揮される鉄道の底力

【著者紹介】和田 洋(わだ ひろし)
1950年生まれ。神奈川県藤沢市で東海道本線の優等列車を見ながら育つ。1974年東京大学文学部卒。新聞社勤務を経て現在は会社役員。子供のころから鉄道車両、特に客車を愛好し、鉄道友の会客車気動車研究会会員。著書に『「阿房列車」の時代と鉄道』『客車の迷宮』(交通新聞社)など。
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