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No.7224 【蒸気機関車EX】No.46 特集:異色のライト・パシフィック C55概論
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-09-25 00:54:32
イカロス出版株式会社

Steam Locomotive EXplorer
蒸気機関車 2021 Autumn vol.46

 定価:2,500円[本体2,273円]
 雑誌61858-39 (H)2022年9月
 ISBN978-4-8022-1048-5 C9465 \2273E


Contents

002 異色のライト・パシフィック
    C55概論
    高木宏之
近代機の先駆けとして誕生した“ライトパシフィック”C55。とりわけ斬新な流線形で誕生した二次型は、一般型に改装後も注目を集めました。今号では本誌Vol.43の特集「D51一次型概論」につづき、高木宏之氏に本機誕生の経緯や、その特性をあらゆる角度から検証していただきました。新製当時の状況をいまに伝える貴重な写真や資料は必見です。

044 履歴簿に見る機関車の一生 第46回
    C55 38

057 あの深屋根に魅せられて
    C55第2次型 二つの姿を持ったパシ
    西尾克三郎・松本謙一

064 鉄の馬と兵ども〜蒸機乗務員回顧録〜第25回
    銅山街道、渓谷の煙 足尾線 桐生機関区C12
    椎橋俊之
足尾銅山からの鉱石輸送のための私鉄として敷設され、のちに国有化された足尾線。ダム建設による線路付け替え、そして第三セクター化された同線ですが、渡良瀬川の渓谷沿いに片勾配がつづき、簡易線用C12が晩年まで貨物列車に活躍していました。その乗務に携わった桐生機関区OBに、貨物列車運転の実際をうかがい、ドキュメントで展開します。

086 最終期の吹田第一機関区に集ったD51
    〜14両を振り返る@〜
    前里 孝
城東貨物線・関西本線や吹田操車場の入換などを中心に活躍をみせた、吹田第一機関区のD51。同区には、ほぼ生え抜き機に加えて他地区からの転入組も配置され、バラエティに富んでいました。本稿では最終時期のD51より14両をピックアップし、前編・後編として7両ずつを紹介。前編となる今回は、115・116・132・133・143・144・319号機を解説します。

095 私が出会った国鉄蒸機
    キャブの表情U
    宮田寛之

105 証言と資料でつづる蒸機史 先達の轍 第16回
    追悼 御召列車の名機関助士 木村 晃氏(2)
    西村勇夫

115 カラーグラフ
    498×499後藤D51いま再び
    伊藤久巳

121 第5回 C61形蒸気機関車 その軌跡と33両の横顔
    C61 11〜15・東北本線での性能試験報告書
    大山 正

138 朝日新聞フォトアーカイブ 新聞社が見た鉄道 第16回
    思い出の柳ヶ瀬越え
    前里 孝・朝日新聞社

143 見蒸必撮 あの熱き日 第44回
    常紋越えは最後の「本務機D51、補機9600形」
    そして常紋信号場
    伊藤久巳

149 公園機関車を撮る 18回
    〜2人のカメラマンによる写真表現〜
    神谷武志・山ド大[示右]

154 全国蒸機最新情報 News Steam!

157 EX Gallery
    惜別「北びわこ号」
    〜湖北の汽笛、復活を願って〜
    浅井重美

163 エンスージアストのための知的情報空間
    Steam Liner

166 蒸気機関車と私 第26回
    「エア技師長」のひそかな愉しみ
    高木宏之

169 −折込の写真から 13−
    機関車を読む C55 20
    西尾克三郎・松本謙一・平井憲太郎

折込表 諸河 久の形式写真館 第33回 C55 52
折込裏 西尾克三郎 形式写真 C55 20


■表紙のことば  西尾恵介
この日の旭川は零下でたいそうシバレ、鼻毛も凍る寒さであった。当時、旭川にはC55 1・30・47・50の4ハイが配属されて宗谷本線で活躍しており、彼女たちの塒、旭川機関区で会うことができたC55 50はこれから稚内に向けて罐圧を上げ、火床を整え、準備万端で出発を待つ姿だった。冬期で火の粉止めはなく美しいが、番号板を邪魔している掛具はかつての予備灯掛けである。

旭川機関区
1972年2月23日
撮影日: 1972年02月23日
撮影場所: 旭川機関区
キャプション: 撮影:西尾恵介
画像サイズ: 612×826(52%表示)