NEWS RELEASE:全般      3
No.7171 【WILLER】8/18-10/29 名鉄バス等と鶴舞エリアで自動運転の実証実験
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-08-18 18:06:42
<NEWS RELEASE>                       2021年 8月18日
                              WILLER 株式会社
                             名鉄バス株式会社
                        国立大学法人名古屋工業大学
                           イオンタウン株式会社

    名古屋市鶴舞エリアの幹線道路で自動運転の実証実験を開始
 〜自動運転の社会実装を目指し、
       都市部で長期間に渡り一般車両との混在交通下で運行します〜 

 WILLER株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:村P茂高、以下「WILLER」)と名鉄バス株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:清水良一、以下「名鉄バス」)と国立大学法人名古屋工業大学(所在地:愛知県名古屋市、学長:木下髣、以下「名古屋工業大学」)とイオンタウン株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:加藤久誠、以下「イオンタウン」)は、名古屋市鶴舞周辺の公道にて、本日8月18日(水)より10月29日(金)までの約2ヶ月半、自動運転の実証実験を実施します。

 本実証実験は、社会実装可能なビジネスモデルの構築を目指した愛知県における2021年度自動運転実証実験に採択され、「都市部における自動運転を利用した移動」を実証テーマとしており、約一世紀にわたり地域の皆様の移動ニーズにこたえている名鉄バス、海外で商用運行することによる自動運転の知見を持つWILLER、コミュニティ形成の研究を行う名古屋工業大学と、地元の生活ニーズをよく知るイオンタウンが、それぞれの強みを活かして共同で実施します。

本実証実験の主な特徴は、以下3点です。 

@ 都市部の交通量の多い幹線道路を含むルートを運行し、一般車両との混在交通における安全性ならびに運行計画の妥当性を検証します。

A 定時定路線運行における自動運転化の実用性を検証します。

B 長期間(2か月半)に渡り、多くの方が利用するランドマーク間を走行し、地域の方の交通手段として活用いただくことで、自動運転に対する受容性醸成とコミュニティ創造を検証します。

 実証実験を通じて、自動運転を活用することによる実用性や事業性の向上を検証し、将来的なサービスモデルを検討し、運転手不足や環境問題といった社会課題を解決することはもちろん、さらなるQOL向上を目指します。


■実証実験の概要

<実施日程> 
2021年8月18日(水)〜10月29日(金)
・昼間運行(10:00.17:00):期間中の水・木・金曜日(祝日を除く)。
・夜間運行(20:00.22:00):10月14日(木)、15日(金)、20日(水)、21日(木)、22日(金)、27日(水)、28日(木)の7日間(夜間運行は、実証実験関係者のみ乗車可)。
 ※天候等により変更になる場合があります。 

<試乗者> 
・8月18日(水):[AM]愛知県知事他、[PM]報道関係者
・8月19日(木)〜9月10日(金):実証実験関係者
 ※まん延防止等重点措置中は、実証実験関係者のみ
・9月15日(水)〜10月29日(金):実証実験関係者、一般利用者(事前予約制・先着順)

 ※予約方法:
  特設サイト(https://travel.willer.co.jp/maas/autonomousdriving-aichi/
  または
  電話(WILLERカスタマーセンター 050-2018-0107 ※営業時間:10〜19時)

<各社役割> 
・WILLER株式会社:サービスの企画・開発、システム・車両提供
・名鉄バス株式会社:サービスの企画・開発、運行計画の策定・運行
・国立大学法人名古屋工業大学:ニューノーマルにおける移動を通じたコミュニティ形成に関する共同研究
・イオンタウン株式会社:将来的なサービスモデルの検討
・WILLER EXPRESS株式会社:運行計画の策定・運行のサポート
・ST Engineering:自動運転システムの技術面でのサポート
・BOLDLY株式会社:3Dマップの作成、車両設定、自動運転オペレータートレーニング


■鶴舞駅ルート(昼間運行)
 イオンタウン千種→JR鶴舞駅名大病院前口→名大病院駐車場前→イオンタウン千種

■名工大ルート(昼間運行、夜間運行)
 イオンタウン千種→名古屋工業大学→イオンタウン千種

<運行ダイヤ> 
参照:特設サイト(https://travel.willer.co.jp/maas/autonomousdriving-aichi/

<実証実験で提供するモビリティサービス名称>
 モビリティが新たな愛知を導くという想いを込めた“New Aichi navigate mobility”と、名古屋のシンボルイメージであるナナちゃん人形、そして名古屋弁で「ですね」を意味する「なも」を掛け合わせ、『Nanamobi』と名づけました。

<車両デザイン> 
 名古屋の三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)をイメージし、兜の立物及び名鉄バスを意識したラインをあしらい、地域の皆様に親しみを持っていただけるよう、想いを込めました。

<車両スペック> 
 一般的な運転席、ハンドル、アクセル及びブレーキペダルのない自動運転専用のEV車両で運行します。
[メーカー] NAVYA SAS [車両名称] ARMA
[最高速度] 19km/h [車体寸法] 全長:4770mm/全幅:2100mm/全高:2610mm
[位置把握] RTK GNSS測位、LiDAR測位、オドメトリ 
[定  員] 14名(着席7名、立席5名、セーフティオペレーター1名、補助員席1名)
[航続時間] 約9時間(エアコン使用時約5時間)
[充電時間] 急速充電:約5.5時間/通常充電:約12.5時間
[安 全 性]
・前方約3m以内に障害物を検知した場合は、自動で緊急停止します。
・常にセーフティオペレーターが監視し、危険を察知すればスムーズに手動運転モードに切り替えて走行を続行します。
・緊急時、車内外のドアリリースレバーでドアの開錠が手動で可能、緊急脱出ハンマーで窓ガラスを割って脱出可能です。
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 862×1067(37%表示)