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No.7332 【蒸気機関車EX】No.47 特集: C55のすべて(1)
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-12-24 01:13:35
イカロス出版株式会社

Steam Locomotive EXplorer
蒸気機関車 2022 Winter vol.47

 定価:2,600円[本体2,364円]
 雑誌61858-63 (H)2022年12月
 ISBN978-4-8022-1085-0 C9465 \2364E


Contents

002 幻の1973 〜中判デジタルミラーレスカメラで覗くD51 827〜
    旧・直江津機関区、寸景
    金盛正樹

012 ライト・パシフィック
    形式C55 全62両〔前編〕1〜31号機
    前里 孝・横 勝美
C51・C54の流れを汲むライト・パシフィックC55。増備がC57へ切り替わったため、62両の製造に留まりましたが、一部は流線形で登場。晩年は九州と北海道に配置され、水かき付きスポーク動輪を履く流麗なスタイルはファンを魅了しました。本誌では次号と2回にわたり、全62両の各車履歴や装備を写真とともに解析します。今号は1〜31号機の紹介です。

038 名古屋機関区C55ものがたり
    西村勇夫
C55の活躍地として知られる中京地区、名古屋機関区。そこには流線形を含むC55が新製配置され、主として東海道・関西本線で運用されました。なかでも特筆されるのがC55にとって唯一の特急運用、不定期「燕」での活躍です。そうしたC55の活躍の舞台裏を、関係者から得た証言、当時の機関車運用表などを取り上げ、西村勇夫氏が詳細に検証します。

076 履歴簿に見る機関車の一生 第47回
    C55 2

086 鉄の馬と兵ども〜蒸機乗務員回顧録〜第26回
    運炭列車のジャンクション 滝川機関区D51
    椎橋俊之
函館本線と根室本線の分岐点、滝川。上砂川や歌志内、芦別や赤平といった“ヤマ”から産出される黒ダイヤを、室蘭港や留萌港まで運ぶ石炭列車の先頭にはD51が立ちます。運炭列車の要衝として置かれ、道内でも最後まで蒸機が活躍した滝川機関区の乗務員OB3名に、重量運炭列車の運転についてうかがい、椎橋俊之氏によるドキュメントとして展開します。

110 最終期の吹田第一機関区に集ったD51
    〜14両を振り返るA〜
    前里 孝

119 証言と資料でつづる蒸機史 先達の轍 第17回
    追悼 御召列車の名機関助士 木村 晃氏(3)
    西村勇夫

137 C61形蒸気機関車 その軌跡と33両の横顔 第6回
    C61 16〜20、番号板バリエーション・戦時形ボイラから新製ボイラヘ
    大山 正

148 朝日新聞フォトアーカイプ 新聞社が見た鉄道 第17回
    四国の煙あれこれ
    前里 孝・朝日新聞社

153 見蒸必撮 あの熱き日 第45回
    梅小路お輿入れ前のC57 1が最後に走った総武・成田線
    伊藤久巳

157 公園機関車を撮る 第9回
    〜2人のカメラマンによる写真表現〜
    神谷武志・山下大[示右]
162 東武「SL大樹」
    ついにC11重連実現
    伊藤久巳

165 全国蒸機最新情報 News Steam!

I73 エンスージアストのための知的情報空間
    Steam Liner

174 蒸気機関車と私 第27回
    貝島炭鉱の舶来機
    岩堀春夫

177 −折込の写真から 14−
    機関車を読む D52 216
    西尾克三郎・松本謙一・平井憲太郎

折込表 直江津D51レールパーク D51 827
折込裏 西尾克三郎 形式写真 D52 216


■表紙のことば  金盛正樹
直江津D51レールパークの扇形庫は蒸機時代に建てられたもの。その側壁は半透明の波板で構築されている。それを通して差込む西陽が、庫内で安らぐD51 827の真っ黒な車体に、暖色のグラデーションを描き出す。
2021年11月18日
撮影日: 2021年11月18日
撮影場所: 直江津D51レールパーク
キャプション:
画像サイズ: 609×834(53%表示)