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No.4692 【エール仏】4/18-5/28 所沢航空発祥記念館で特別展
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-04-14 21:26:09
                              2017年04月14日
                            エールフランス航空

      “エールフランス航空 -旅の美学-”展開催
  4月18日〜5月28日 所沢航空記念公園内、所沢航空発祥記念館にて
     歴代の客室乗務員ユニフォームと小物の特別展示
         往年のスターの写真展も同時開催

 4月18日〜5月28日の期間、“エールフランス航空 -旅の美学-”展が埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館( http://tam-web.jsf.or.jp/ )で開催されます。

 所沢航空発祥記念館は日本初の飛行場跡地の航空記念公園内に設立されています。その歴史は20世紀初頭に遡ります。1910年、陸軍の徳川大尉はフランスに渡り、フランスの名パイロット、アンリ・ファルマンのパイロット養成学校で操縦を習得して帰国し、国際飛行免許を持つ日本初のパイロットになりました。
 ファルマンが設立した航空機製造会社では数々の名機が誕生しています。徳川大尉はファルマン社から飛行機を持ち帰り、所沢で日本の飛行場における初飛行に成功。フランスと日本の航空史における長い交流が始まりました。航空時代の幕開けとなった20世紀初頭、フランスは世界の航空産業をリードしていました。日本政府はフランスで製造された飛行機を何機も購入し、それをモデルにして国産飛行機の製造にも取り組んでいます。所沢にはその後もフランス軍のパイロットが度々訪れて技術供与を続けました。

 その歴史的な場所で“エールフランス航空 -旅の美学-”展が開催されることになりました。
 本展では2つの企画展示が予定されています。一つはエールフランス歴代の客室乗務員のユニフォームの展示で、ファッションの貴重な歴史的資料といえるでしょう。
 もう一つは50年代から70年代にかけてエールフランスの専属カメラマンが撮影した“エールフランスとタラップのスター”モノクロのポートレイト写真27点です。

1.歴代のユニフォーム展示
1950年代からエールフランスのユニフォームはクリスチャン・ディオール、バレンシアガ、ジャン・パトゥ、ニナ・リッチ、ルイ・フェローなど有名なファッションデザイナーが手がけてきました。現在のユニフォームはクリスチャン・ラクロワが担当しています。
興味深いのは、70年代からワードローブ、というコンセプトを導入しておのおのが自分に似合うアイテムや色を選んでスタイリングできるようにしたことです。ユニフォームという、画一性や機能性を重視する仕事着にもファッション性や、個性を重視して組み合わせができるのがファッションの本場、フランスのエアラインならではのコンセプトです。また、お客様をお迎えする女主人として、仕事着のエプロンを食事のサービス時に着用しないのもエールフランスの特徴です。
エールフランスの機内ではパンツルック、ジャケットとスカート、ワンピースなどさまざまな装いが見られます。ジャケットの長さは3種類、インナーも数種類あり、それぞれ自分に似合うように着こなしています。今回はユニフォームだけでなく、帽子や手袋、バッグといった付属のアクセサリーも本社のアーカイブから取り寄せて展示いたしますので、より完全な形でコーディネイトをご覧いただけます。

2.写真展“エールフランスとタラップのスター”
“エールフランスとタラップのスター”は1971年に終了したエールフランスの専属カメラマンによる写真プロジェクトです。多くの写真はプロペラ機の時代から大量輸送を可能にしたジェット機が導入される1950年代〜1971年の間に撮影されました。
中にはエールフランス航空が設立された当初の1930年代の写真も含まれています。
“エールフランスとタラップのスター”はエールフランス便を利用した世界の著名人、芸術家、映画スターたちの姿と時代を捉えた貴重な白黒の写真コレクションです。
映画の父と呼ばれるルイ・リュミエール、無声映画のハリウッドスター、バスター・キートン、ウォルト・ディズニー、英国のチャーチル首相、写真の中でも自らを演じているヒッチコック、デビューして間もないブリジット・バルドー、ショーン・コネリー、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンズブールのカップル。映画スター、ミュージシャン、映画人、文化人、王族など、エールフランスの設立当時から1970年代にエールフランスを利用した著名人の姿を白黒で捉えたポートレイトには、その時代の雰囲気が色濃く反映されています。芸術の都、パリの空港に到着して花束を手にタラップを降りる姿、パリからエールフランスの翼で世界中の都市へ旅立つスター達の華やかないでたち。空の旅が人々にとって夢であった時代、これらの写真は優雅な空の旅への憧れをかきたて、エールフランスのエレガントなブランドイメージを確立する礎となりました。

今年11月26日、日本就航65周年を迎えるエールフランス航空の【旅の美学】は現在も進化を続けています。エールフランス航空はこれからも皆様の心に残る空の旅をご提案いたします。


会場      : 所沢航空発祥記念館
         (埼玉県所沢市並木1-13、県営所沢航空記念公園内)
アクセス    : 西武新宿線「航空公園駅」東口から徒歩約8分
ホームページURL: http://tam-web.jsf.or.jp/
入館料     : 展示館   ¥510(大人) ¥100(小人)
         大型映像館 ¥620(大人) ¥260(小人)
         共通割引券 ¥820(大人) ¥310(小人)
 ※小学校就学前の児童、障害者は無料
  65歳以上の高齢者は年齢を証明できるものを提示いただければ団体割引と同等の割引
 ※20名以上で団体割引あり
 ※ファミリーパスポート・シルバーカップルパスポート・インターネット割引あり
休館日     : 毎週月曜日(月曜日が祝日に当たる場合はその翌平日)
         ※5月1日(月)はゴールデンウィーク期間のため臨時開館します。
おもな展示   : ・エールフランス航空
           客室乗務員歴代ユニフォーム9点及び小物
          ・“エールフランスとタラップのスター”
           写真パネル27点
          ・コンコルド関連資料
           (搭乗証明書・食器セット・機内グッズ等)約40点
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 左:日本就航時のポスター1952/右:1930年代のスチュワード (C)Air France
画像サイズ: 881×708(36%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 上左:クリスチャン・ディオール1962/上右:バレンシアガ夏服スーツ1968/下:同冬服スーツ1969(1) (C)Air France
画像サイズ: 718×1192(45%表示)