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No.3984 (Re:3982) 注目のことば:スウェーデンナイトトレイン
ほりうち(ccbu8181) 2016-01-29 18:20:09
注目のことば


 スウェーデンナイトトレイン


 近年、ヨーロッパの鉄道は高速化が進み、夜行寝台列車の運行が限定的になってきましたが、かの有名な小説の影響からか、「やはりヨーロッパの鉄道旅行といば夜行列車!」という方も少なくないはず。今回ご紹介するのはスウェーデン鉄道(SJ)が運行する夜行列車スウェーデンナイトトレインです。
 寝台列車のクラスには、「デラックス寝台」(=画像(C)SJ_AB)と「寝台」(1等と2等)、そして「クシェット」、「リクライニングシート」(2等)があります。同デラックスは1〜2人用で、キャビン内にシャワーとトイレ&洗面台が備えられています。寝台(1等と2等)は2〜3人用のコンパートメントで、車両ごとに備えられたトイレと洗面台をご利用ください。クシェットは簡易新台のこと。最大6人(3段ベッドが2つ)が利用するコンパートメントとなり、相部屋となります。リクライニングシートには、シーツとブランケットが提供されます。
 スウェーデンナイトトレインには食堂車が連結されています。また、デラックス寝台をご利用の方で、目的地到着が6時30分〜9時の方には、朝食が無料で提供されます。
 夜行列車は国内だけでなく、近隣国とも路線を結びます。ストックホルムからを起点にすると、北極圏を目指す路線があります。ストックホルム〜ルーレオ〜キールナまで北上し、そこから東へと向かってアビスコ(国立公園)、ノルウェー・ナルヴィックへとつなぐ夜行路線です。このほかにも、たとえば、ストックホルムからマルメ線、マルメ〜オーレ線が運行されています。マルメからドイツ・ベルリンへの路線は夏期のみ運行されています。

撮影日:
撮影場所:
キャプション: スウェーデンナイトトレイン
画像サイズ: 583×437(55%表示)