ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2015-07-24 20:56:10 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.95 発 行 日: 平成27/2015年7月21日 定 価: 本体3,600円+税 荷造送料450円 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-495-9 C1065 \3600E [スタッフ] 企画・編集 前里 孝 編 集 顧 問 寺田貞夫 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 もくじ 神戸市電 思いでの神戸市電 蔵重信隆…………………… 4 昭和40年代 神戸市電 車庫別配置表 資料提供:小西滋男/山本雅生…………………32 最終日の“神戸市電” 河村かずふさ………………36 私が見た神戸市電のバラエティ 写真:河村かずふさ 解説協力:山本雅生/中坪政雄………42 信楽線と信楽高原鐵道 グラフ 信楽線のC58“幻”の俯瞰写真 福田静二……………58 信楽線の今昔 河田耕一……………64 ドイツで甦った鐵道聯隊のコッペル 平井憲太郎…………80 信越本線 羽越本線 米山海岸と笹川流れを訪ねて 田邉幸男……………84 ヤードマン ……………98 ヤードマン ■神戸市電,北の山と南の海に挟まれて,東西に長い市街地を網羅していたその路線には,港町らしい酒落たデザインの電車が走っていたことで,全国のファンから憧れの的となっていました. ■河村かずふささんも,この港町の電車に憧れた一人.そのなれそめと,最終日の模様を寄せて下さいました.河村さんは昭和30年代前半の一時期,神戸に住まわれていたこともあり,その時代のことは“レイル”のNo.38と39に“神戸日記(抄)”と題して市電の番号変遷調査などを含めて記してくだきっています. ■昭和40年代前半の神戸市電の日常をこまめに記録しておられたのが,蔵重信隆さんです.蔵重さんといえば,レイルの読者には,中国大陸の蒸気機関車の仔細なレポートでおなじみですが,学生時代には,下宿先を根拠地として,このような日常の風景も丹念に撮影しておられたのでした. ■そんな神戸の町並みや電車のことがらについては,地元の大ファンである山本雅生さんとお仲間に,撮影場所の特定や電車の解説など,お手伝いいただきました.また小西滋男さんからは,これまでほとんど公表されることのなかった,車庫別の配置表をご提供いただきました.路線別の開業と廃止日付データともに貴重な記録です. ■そして来春には,神戸市電全廃から45年を迎えることになります. ■信楽線…現在の信楽高原鐵道ですが,関西在住でも,実際の乗ったことのある人は,どのぐらいおられるでしょうか.昭和30年代にはC11,その後はC58という,“どこにでもいる”機関車が主役だっただけに,脚光を浴びることは多くありません.だからこそ,“どこにでもありそうな”情景が生きていたわけです.しかし,地味ながら貴重なエピソードも秘められていることを,河田耕一さんが発表してくださいました.卓抜した写真と文章による情景描写には,ただただ頭が下がります. ■C58が貨物列車を牽いていた時代のグラフは,京都にお住まいの福田静二さんのアルバムから花を添えていただきました. ■編集部の建物前に,“鐵聯のコッペルE18”が鎮座していることをご存じの方は多いでしょう.西武鉄道に最後まで残ったもう1輌,E103が,縁あってドイツへ里帰りし,見事に甦りました.その模様を平井憲太郎がレポートします.ドイツでこの機関車を管理するフランクフルト・フェルトバーン博物館は,十数年前に編集子も訪問したことがあり“とれいん”平成12/2000年3月号で報告していますが,本当にうらやましい環境です.皆様も機会があれば,ぜひ. ■“締め”を飾る美しい写真は“新潟の海”です.北の“笹川流れ”と南の“米山海岸”.撮影者の田邉幸男さんは,昭和40年代はじめ,地元在住の利を活かして絶壁に挑戦されました. ■1980年代の“レイル”に,しばしば米国の保存鉄道レポートが掲載されていたのをご記憶の方も少なくないことでしょう.そのレポーターが,当時,仕事で米国東部に何度も出掛け,また長期滞在されていた,田邉さんだったのでした. |
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