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No.2237 (Re:2236) 【阪神】「氷室(ひむろ)開き」特別公開!7月13日(金)から冷風体験スタート!(2/2)
ほりうち(ccbu8181) 2012-06-14 22:56:59
【冷風体験の流れ】

(1)天然氷
 六甲山上では、冬期に気温が0度以下になることがしばしばあります。その気候を生かして、展望台東側に設置している「氷棚(ひょうだな)」に、雨水を溜めて凍らせ、天然の氷を作り、夏の「冷風体験」で使用します。
※氷棚…棚田をイメージして作られた雨水を溜める場所

(2)氷の切り出し
 氷の厚さが5センチ以上になると、チェーンソーやのこぎりを使って切り出します。冷風体験を夏に実施するためには、8面ある氷棚の氷をひと冬に3回切り出す必要があります。(約計24面分)

(3)氷室に氷を貯蔵
 展望台の地下には16立方メートルの「氷室(ひむろ)」が2つあります。
 この冬は、順調に氷を採取する事ができ、氷室いっぱいに氷を貯蔵する事ができました。

(4)氷室開き
 展望台の開業日にあたる7月13日に、密閉していた氷室の扉を開放します。六甲山に吹く風を氷室の内部に取り込み、自然のエネルギーのみで涼風を作り出します。暑い夏を自然の力だけを使って涼しく過ごすための工夫です。

(5)冷風体験
 氷室開き後は氷室の中を通り冷やされた風が、風室内にある椅子のひじ掛けから
吹き出し、室内の温度を冷やします。氷が溶けて無くなるまで冷風体験ができます。
参考:昨年は7月13日〜9月上旬まで実施することができました


自然体感展望台 六甲枝垂れについて

 「自然体感展望台 六甲枝垂れ」を手掛けた三分一博志は、国内外を問わず注目される建築家で、いかにして建物が地球の一部になるかを一貫したテーマとし、「地球のディテール」を提唱しています。
 「自然体感展望台 六甲枝垂れ」は、“山の上に立つ一本の大きな樹”をコンセプトに設計されています。六甲山からの眺望や夜景が楽しめるだけでなく、六甲山の四季折々の自然を体感できる様々な試みがなされており、夏の冷風体験もそのひとつです。



「自然体感展望台 六甲枝垂れ」営業概要
【営業時間】10:00〜21:00(最終受付20:30) ※天候により変更の場合あり
【定休日】無休
【入場料】大人300円 小人(4歳〜小学生)200円
【所在地】〒657-0101 神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
【問い合わせ】TEL.078−894−2281(六甲ガーデンテラス代表)



撮影日:
撮影場所:
キャプション: 【冷風体験の流れ】
画像サイズ: 371×1600(86%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 六甲枝垂れ
画像サイズ: 415×277(77%表示)