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No.2068 (Re:2057) 【REJ】2012/2 旅のヒント(2)
ほりうち(ccbu8181) 2012-03-03 22:10:36

旅のポイント

暮らすように楽しむパリ滞在
 インターシティでルーアン日帰り旅行


 旅の始まりはパリです。何度訪れても、誰が訪れても楽しめるパリは、ショッピングや観劇を楽しんだり、マレ地区やサンジェルマン・デ・プレを散策したり、マルシェで新鮮なフルーツを買ったり、小さくても上質な美術館にも訪れ、ミュージアムカフェでランチやティータイムを満喫したり。また、バトー・ムッシュのボートに乗ってセーヌ川からパリの街を眺めれば新たな発見もあるはず。
 3日目は、パリ散策を前日に引き続き楽しみましょう。あるいは、ちょっと郊外へと足を延ばすのもいいかも。印象派の画家モネとジャンヌ・ダルクゆかりの地ルーアンはいかがでしょう。
 パリ・サンラザール駅からル・アーブル行きのインターシティに乗って約1時間10分〜1時間30分でルーアンに到着です。2都市間を結ぶ列車は運行便数も多く、気軽に日帰りでアクセスできます。フランスレイルパスやフランスで有効な鉄道パスを持っていれば、座席指定券なくてもいつでも自由に乗車できます。
 パリの北西部にあるルーアンはかつてノルマンディー公国の首都として栄えました。ルーアン駅はコンパクトにまとまった駅ですので迷うことはありません。ホームは地階にあります。パリに戻る際には、駅構内にある大きな電光掲示の時刻表で乗車予定の列車が入線するホームの場所を確認してから、地階へと降りてください。駅構内にはレンタカー会社の事務所やドリンクやスナック、新聞などを売る小さなショップもあります。
 ルーアンの見どころは旧市街に集中しています。ルーアンはジャンヌ・ダルク終焉の地です。彼女が投獄されたジャンヌ・ダルクの塔や1431年に処刑されたヴィユ・マルシェ広場をはじめ、フランス・ゴシック最高建築のひとつ、16世紀に完成したノートルダム大聖堂などは、いずれもルーアン駅から徒歩圏内にあります。画家モネが30枚以上も描いたのが大聖堂です。因みに、モネはパリ・サンラザール駅もその題材としていくつかの作品を残しています。
 また、ヴィユ・マルシェ広場に面して建つフランス最古の旅籠「ラ・クロンヌ」は今もレストランとして営業しています。町にはレストランやカフェも多く、ランチにはぜひ鴨料理を。この地方の名物です。