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No.183 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (旅のヒント4/5)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:55:01

◎ドイツで楽しむクリスマスマーケット

 ストラスブールからTGV 東線でドイツのシュトゥットガルトへは75分ほどで到着です。途中下車して、ドイツ三大クリスマスマーケットのひとつ、ドイツ最大規模のシュトゥットガルトのクリスマスマーケットを散策します。シュトゥットガルトでは、華やかに美しくクリスマス装飾が施された約270軒ものスタンドが、新宮殿のバロック庭園から旧宮殿前のシラー広場まで広範囲にわたって軒を連ねます。

 ドイツでは約2500ものクリスマスマーケットが11月下旬からクリスマス頃までの約1カ月間に渡って、各地で開かれます。寒い屋外でのマーケットに欠かせないのが、温かくスパイスの効いた甘いグリューワインです。マグカップに注がれたグリューワインは飲んだ後、マグカップを持ち帰ってもOK。各マーケットによって毎年、異なる絵柄や色、デザインのマグカップが作られている。もちろん、返却すれば、マグカップ代が返金されます。グリューワインを飲み干した後のカップはべとべとしているので、持ち帰る人は、ビニール袋とティッシュを持参したほうがよさそう。もちろんソーセージも忘れずに!

 今回の旅の拠点のひとつがミュンヘンです。シュトゥットガルト〜ミュンヘン間はICE なども運行され、アクセスは便利です。この間2時間20分ほどで到着です。ミュンヘンは、ネオゴシック様式の新市庁舎前のマリエン広場を中心に、古い町並みが残され、新市庁舎の仕掛け時計はドイツ最大規模で、等身大の人形が11時と12時の2回、約10分間動きます。14世紀から続く伝統あるクリスマスマーケットは、新市庁舎前のマリエン広場に立ちます。新市庁舎のバルコニーでは、アルプス地方のクリスマス音楽が奏でられ、クリスマスシーズンを盛り上げます。見所のひとつが、キリストの誕生を人形で再現したクリッペ市で、これはドイツ最大規模を誇ります。もちろん、夜は、ビアホールやビアレストランで、本場の地ビールとともにミュンヘン名物のヴァイスブルスト(白ソーセージ)をお楽しみください。

 ミュンヘンから列車で1時間あまりのニュルンベルク。1時間2本程度の運行頻度で、アクセスも至便です。中央駅は、旧市街を取り囲む城壁の南側にあります。すぐ側のケーニヒ門からケーニヒ通りを北上し、ムゼウム橋を渡ると、中央広場(ハウプトマルクト)に到着です。ここで開かれるクリスマス市は、世界でもっとも有名といわれています。中世の姿が今に残る旧市街の雰囲気もあって大変メルヘンチックなドイツらしいクリスマスマーケットです。年間約200万人の人々が訪れるほど、有名で人気があります。中央広場やフラウエン教会辺りで開かれ、150ものスタンドが並びます。さらに、メリーゴーランドや観覧車などもお目見えし、子供も楽しめるクリスマスマーケットです。