NEWS RELEASE:全般      3
No.136 (Re:130) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/9 (旅のヒント4/5)
ほりうち(ccbu8181) 2007-10-11 15:23:35

◎ニュルンベルクとベルリンのクリスマス市へ

 ニュルンベルクの市街地はクリスマス市で賑わっていました。どこのクリスマス市より広い感じがしました。日本人観光客もちらほら見かけました。クリスマスの飾りつけを売っているお店も多く見られました。駅からクリスマス市までは歩いて10分程。日帰りで充分に楽しめます。

 ミュンヘンに戻り、ホテルで1泊。ミュンヘンを観光し、ミュンヘンのマリエン広場にてクリスマス市を楽しんだ後、今度はベルリンまで夜行列車(NACHT ZUG)で移動です。こちらの列車では1等のクシェットに乗車しました。列車は綺麗で新しい感じがしました。クシェットは、車両の左右に、上下にベットがあり、カーテンが引いてあるだけで、個室ではなかったので盗難の危険があるかとも思いましたが、ちゃんと貴重品入れる棚があり、そこは鍵をかけられるようになっていました。ただ、上下のベッドに1 つの棚です。

 朝、7時35分、定刻通りにベルリンに到着! 今回は2006年に新しく完成したベルリンHBF駅を利用します。国際列車などのホームは最上階の4 階で、2、3 階にレストランやショップがあり、1 階にはS バーンが乗り入れていました。ショップもレストランも多く、また建物の外観はガラス張りで明るい感じです。クリスマスシーズンなので大きなクリスマスツリーと星型のライトがたくさんあり、飾りの星がとても綺麗に輝いていました。中央駅としては地下鉄などが入ってないし、S バーンとかもいろいろな路線が入っているわけではないので、どこに行くにも乗り換えが必要になりますが、バスも通っているので主要なところには不便はないかと思いました。

 M41 のバスに乗ればブランデンブルグ門の横を通ってポツダム広場へ、またS バーンでアレクサンダー広場などに行けます。以前はベルリンツォー駅が中心だったベルリンでしたが、HBF 駅 がオープンしたことで、ベルリンの中心が東の方にさらに移って発展していくのだろうと思いました。ベルリンで1泊して観光し、クリスマス市を楽しみました。クリスマス市はポツダム広場に行きましたが、ビルの真ん中に簡易のスケートリンクが設置され、他の都市とは雰囲気の異なるクリスマス市を楽しむことができました。

 最後の移動はベルリンからパリへの夜行列車です。ほぼ12時間の乗車です。こちらは3 人用の1等個室を予約しました。2 人で利用したのですが、個室だし、今までよりはゆっくりした時間を過ごせるだろうと思いました。遅れもなく定刻通りに出発。個室に案内されて、朝食の時間を伝え、早速、シャワーを浴びました。前回の夜行列車に乗車したときのように寒くなるかと思いましたが、シティナイトラインよりは水圧があり、部屋も暖かかった。隣のおじさん(?)の話し声が夜遅くまでよく聞こえてきましたが、旅行も6日目、疲れていたのかすぐに寝てしまいました。

 朝、乗務員が朝食を運んでくれました。いっしょに持ち込んだテーブルが大きく、広々と使えてゆったりとした感じがしました。列車はあまり揺れませんでした。パリに到着したのは朝9時35分くらいでした。ドイツのベルリンよりも寒いと思ったのが第一印象でした。その後、パリに宿泊してシャルル・ドゴール空港から日本へと帰国しました。