ほりうち(ccbu8181) 2014-05-19 18:47:03 |
2014年5月19日
阪神甲子園球場エコスポンサー契約の締結について 帝人株式会社 阪神甲子園球場 帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:鈴木 純)と阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)を運営する阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:藤原 崇起)は、このたび、阪神甲子園球場エコスポンサー契約を締結しました。 帝人と阪神甲子園球場は、ゴミの削減と資源の再利用を目的とする「阪神甲子園球場プラスチックカップリサイクル」を展開していますが、今回のエコスポンサー契約は、帝人が、「阪神甲子園球場プラスチックカップリサイクル」をはじめとする阪神甲子園球場の環境に配慮した様々な取り組みに全面的に賛同し、締結に至ったものです。 帝人と阪神甲子園球場は、「阪神甲子園球場プラスチックカップリサイクル」をより一層推進していくとともに、帝人はエコスポンサーとして、阪神甲子園球場の「環境に配慮した球場」に向けた取り組みを応援していきます。 1.経緯 (1)帝人と阪神甲子園球場は、2012年より、ゴミの削減と資源の再利用を目的とした「阪神甲子園球場プラスチックカップリサイクル」を展開しています。これは、球場で販売する生ビールに使用されるポリエステル製のプラスチックカップを球場内で回収し、帝人が回収したプラスチックカップをポリエステル繊維として再生する取り組みです。リサイクルされた繊維は、オリジナルワッペンなどのキャンペーングッズの原料に使用され、環境に配慮したグッズとして好評を得ています。 (2)また、阪神甲子園球場はプラスチックカップリサイクル以外にも、「環境に配慮した球場」を目指し、太陽光パネルの設置や蔦(ツタ)による壁面緑化、雨水・井戸水の利用など、様々な取り組みを展開しています。 (3)こうした中で帝人は、プラスチックカップリサイクルをはじめとする、阪神甲子園球場の「環境に配慮した球場」への取り組みに全面的に賛同し、このたびエコスポンサー契約を締結することとしました。 2.エコスポンサー契約について 阪神甲子園球場が、「環境に配慮した球場」に向けた取り組みを紹介するために球場の内外や阪神電鉄の車両・駅に掲示する看板やポスター、ホームページなどに、エコスポンサーとして帝人の社名やロゴを表示します。また、「阪神甲子園球場プラスチックカップリサイクル」をさらに推進するため、回収したプラスチックカップを使用したキャンペーングッズを共同企画し、積極的な展開を図ります。 <参考> 『阪神甲子園球場の環境に対する取り組みについて』 ○プラスチックカップリサイクル 阪神甲子園球場では帝人と共同で、生ビールなどの販売に利用する、ポリエステル製のカップをリサイクルする取り組みを行っています。球場内に設置している専用カート、または場内売り子にて回収されたカップは、帝人のリサイクル技術によって新たなポリエステル繊維に生まれ変わり、来場されるお客様向けのキャンペーングッズなどに活用されています。年間の回収量は約7トン(2013年度実績)となり、ゴミの削減や石油の消費抑制に貢献しています。 ○太陽光パネル 阪神甲子園球場の太陽光パネルは、リニューアル工事に伴い、内野スタンド全体を覆う銀傘の上に設置しました。設置した太陽光パネルは、製造過程における使用エネルギーが少なく、環境への貢献度がより高い、CIGS薄膜太陽電池という次世代型の太陽電池を採用しています。銀傘の上に約1,600枚のパネルが敷き詰められており、その発電電力量は年間約193,000kwhに上ります。この数字は、阪神タイガースが1年間に阪神甲子園球場で行うナイトゲームで使用する照明の電力量に相当し、火力発電に比べて、CO2排出量を年間で約150トン削減することが可能です。これは約40万u(阪神甲子園球場約12個分)の森林が1年間に吸収するCO2と同程度になります。 ○雨水・井戸水利用 阪神甲子園球場ではリニューアル工事前から井戸水をグラウンドヘの散水やトイレの洗浄水に利用してきました。リニューアル工事に伴い、2009年に架け替えられた銀傘は、従来の1.4倍の7,500uの面積となり、井戸水だけでなく、ここに降った雨水も地下タンクに貯水され、グラウンドヘの散水や場内トイレの洗浄水に使われています。 |
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