NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.7109 【箱根登山鉄道】 新型車両3000形デザイン決定 2014年秋、運行開始予定(1/2)
ほりうち(ccbu8181) 2013-06-11 23:57:07
2013年6月5日

箱根登山鉄道株式会社


  車窓からの雄大な自然を間近に感じる箱根観光の看板列車
 箱根登山電車 新型車両 デザイン決定!
  【2014年秋、運行開始予定】


 〜イメージカラーの赤系の色彩を基調に、箱根の自然にマッチした外観〜

 箱根登山鉄道株式会社(本社:神奈川県小田原市 社長:和田 雅邦)では、箱根登山電車新型車両の検討をすすめておりましたが、このほど、車両デザインおよび概要がまとまりましたので、お知らせいたします。
 当社における新型車両の導入は、1989年以来、25年振りとなります。

 新型車両のデザインコンセプトは“伝統と現代性を併せ持ち、箱根の風景に溶け込むデザイン”としています。特に、車両前面には大型ガラス、側面には上下に大きく広がる展望窓を採用しており、箱根の雄大な自然が乗車しながら間近に体感できます。また、外観の色彩は、従来から登山電車のイメージカラーでもあり、箱根の四季の景観の移ろいにも呼応する深い緋色や茜色をベースとした「バーミリオンはこね(Vermillion Hakone)」を基本色に、登山電車としての力強さを表現するシルバーを前面と側面に配色しました。
 一方室内は、箱根旅行の楽しさを演出する空間を心掛けています。車窓から取り込んだ豊かな自然の風景をより効果的に見せるよう、腰壁に木目調の化粧板を使用するほか、座席窓台、肘掛やテーブル等には強化木を採用。座席シート材や床には赤を基調とした暖色系をメインに配色するなど、車内全体に落ち着いたやさしい雰囲気を醸成しています。
 さらに、箱根登山電車初となるVVVFインバータ制御の採用による使用電力の削減に加え、室内照明・前照灯などの照明にLEDを採用し、オイルフリー型の電動空気圧縮機も搭載するなど、環境対策への取り組みも進めてまいります。
 なお、VVVFインバータ制御装置や単車車両構造など多くの新規設計項目があり、予定よりも設計に時間を要したことから、当初の計画よりも竣工・営業開始は半年ほど遅れる見込みで、現時点では2014年11月ごろの営業運転開始を予定しています。
 箱根登山電車新型車両の概要は、次ページのとおりです。

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画像サイズ: 936×368(34%表示)