ほりうち(ccbu8181) 2013-05-01 18:41:31 |
【別紙】
(複々線化事業の進捗状況について) 当社では、快適な輸送サービスを提供するための抜本的な輸送改善策として、東北沢〜和泉多摩川間(10.4q)の複々線化事業を進めており、現在までに世田谷代田〜和泉多摩川間(8.8q)が完成しています。これにより、朝のラッシュピーク時間帯における向ヶ丘遊園→新宿間の所要時間は事業着手前と比較し、急行で8分程度、各駅停車で4分程度、また、日中時間帯の各駅停車についても7分程度の短縮が図られ、速達性が向上するなどの効果を発揮しています。 残る、東北沢〜世田谷代田間は、2004年9月に工事着手し、現在、4線地下式による複々線化工事を鋭意推進しています。当区間が完成すると列車の増発が可能となり、大幅な混雑の緩和が図られるとともに、所要時間がさらに短縮します(工事完成後は、事業着手前と比較し、急行で12分、各駅停車は6分短縮:向ヶ丘遊園→新宿間) また、この複々線化事業は、東京都の都市計画事業である連続立体交差事業と一体的に進められており、踏切での慢性的な交通渋滞の解消、鉄道と道路の安全性向上が図られるとともに、鉄道によって隔てられていた市街地の一体化や駅周辺の整備が進むなど、事業による効果は高く、鉄道利用者や地域の皆さまより、早期完成が求められています。 本工事区間(下北沢地区)では在来線の地下化に向けて、2012度までに営業線直下での掘削工事を完了させ、トンネル本体の構築工事を進めてまいりましたが、2013年3月22日に完成した急行線相当部のトンネルに線路を切り替え、翌23日より、東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅の3駅を地下化し、当該区間にあった9箇所の踏切を廃止いたしました。 (東北沢〜世田谷代田間2013年度工事予定) 今年度は、早期複々線化に向けて、引き続き、使用停止した在来線設備の撤去工事を進め、下北沢駅前後に残っている緩行線トンネルの構築等を始めます。緩行線トンネルについては、交差する京王井の頭線施設の改築が必要であるため、あわせて関係者との協議を進めます。 今後も、一日も早い複々線化による営業運転開始および本設駅舎の完成に向け、鋭意工事を進めてまいります。 キャプション:【事業区間(下北沢地区)全体図】 |
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