ほりうち(ccbu8181) 2012-04-24 23:27:50 |
(4)通信回線の断絶や長時間停電への対応を強化 【東日本大震災・台風災害の知見】(別紙4) 地震や台風等によって万一、地上の通信回線が断絶しても着実に列車に停止指令を出せるように、バックアップ回線に衛星電話を用いることとします。 また、各地震計に電気が供給されない場合でも、機能を維持できるよう、バッテリーの強化(現状:4時間→遠方地震計:72時間、沿線地震計:24時間)を図ります。 (効果) 異常時でもより確実に列車にシステムが稼働し信頼性が向上します。 2.在来線の地震防災システムへの効果 在来線では、これまでも東海道新幹線の地震防災システムの情報を活用していましたが、上記(1)〜(3)の情報を受けることにより、在来線の地震対策はさらに強化されることになります。 <参考:在来線の仕組み(概要)> ・在来線では、必要な箇所に設置された在来線用の沿線地震計及び新幹線の地震防災システムからの情報により、地震の影響が大きいと判断される区間の列車に自動的に警報を発する。 ・警報を受けた列車の運転士は直ちに非常ブレーキをかけ列車を停止させる。 3.工事完了予定 ┌────────────────────┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐ |(1)直下型地震に対する早期警報機能の強化| ━┿━━┿━━┿━━┿━━┿━ | | |5月| | | | |7月| ├────────────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ |(2)連動型地震に対応する機能の強化 | ━┿━━┿━━┿━━┥ | | | |5月| | |3月| | | ├────────────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ |(3)P波(初期微動)がごく小さい地震 | ━┿━━┿━━┿━━┥ | | | にも対応する機能の強化|5月| | |3月| | | ├────────────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ |(4)通信回線の断絶や長時間停電 | ━┿━━┿━━┿━━┿━━┿━ | | への対応を強化|5月| | | | |7月| └────────────────────┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘ ※なお、いずれも工事が完了した箇所から使用を開始していきます。 4.工事費 ・約3億6000万円 ※入力者注:別紙pdfファイルに含まれる画像の内容は、掲示板発言に添付可能なサイズでは詳細が不明になるため、pdfファイル自体をデータライブラリに収録しました。下記からご覧ください。 JR東海ニュースリリース 「東海道新幹線 地震防災システムの機能強化について」 |
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