ほりうち(ccbu8181) 2007-11-23 18:08:10 |
■JR東海 ニュースリリース
平成19年11月21日 定例社長会見(平成19年11月・名古屋) CTC指令の東海総合指令所への統合の完成について 当社はこれまで、一層の安全・安定輸送を図るため、各線区におけるPRC機能を保有したCTC装置の整備とともに、各地区のCTC指令を順次、名古屋・静岡の2箇所の総合指令所へ統合してきました。今般、飯田線CTC装置の取り替えにあわせ、平成20年1月に飯田市にある飯田線CTC指令を東海総合指令所(名古屋)に統合することが決まったのでお知らせします。 この飯田線CTC指令の名古屋への移転により、当社在来線のCTC指令は名古屋及び静岡の総合指令所へ統合が完了したことになります。 CTC装置とは、列車運行を効率的に管理するため、駅の信号設備を一括して遠隔制御すると同時に、列車の運行状況をリアルタイムで監視する機能をもった装置です。PRC装置は、各列車の進路をコンピュータプログラムにより自動的に設定する装置であり、確実で迅速な進路制御により、安全性を一層高めることができます。 平成4年7月に太閤ビルが完成し、平成4年12月に中央線CTCを統合したのを皮切りに、これまでに東海地区8線区、静岡地区3線区の統合を完了し、平成20年1月に飯田線CTCの統合をもって、当社管内すべての在来線CTC指令が名古屋・静岡に集約されます。 各地区の指令を集中することにより、旅客・運用・工務など関係指令間の連携及び線区間の相互応援体制が強化され、より確実で迅速な列車運行管理体制の構築が可能となります。 現在施工中の飯田線CTCの統合の工事費用は約30億円です。 今回の工事を確実に完遂するとともに、今後とも一層の安全・安定輸送の確保に努めてまいります。 「身延線全線開通80周年キャンペーン」の展開について 来年の3月30日、身延線が全線開通80周年を迎えます。これを祝い、併せてこの機会を捉え身延線の活性化を図るためキャンペーンを展開することとなったのでお知らせします。 身延線は、東海道線の富士駅と中央線の甲府駅を結ぶ全長88.4キロ、39駅の路線です。甲斐と駿河を結ぶ役割を果たし、沿線には富士山と身延山があります。富士駅から西富士宮駅間11.9kmに亘り折々に富士が間近に見え、特に、西富士宮・沼久保駅間から見る富士の雄大さは絶景です。また身延山には、日蓮宗の総本山としても名高い身延山久遠寺があります。その他、1200年以上の歴史をもち信玄の隠し湯として、また湯治としても知られている下部温泉もあります。元々は、明治期の馬車鉄道を前身とし、1913年(大正2年)に富士身延鉄道として富士駅〜大宮(現在の富士宮)駅間で列車が運転されたのが始まりです。その後、順次線路を伸ばし、1928年(昭和3年)に市川大門駅〜甲府駅間の開通により、全線が開通し現在の姿になりました。それ以来、来年3月で80年が経過します。 キャンペーン期間は12月1日から来年の3月31日までとしており、内容としては、数多くのイベントなどを考えています。 期間中のイベントとしては、“身延線沿線温泉スタンプラリー”と“「身延線沿線の思い出」フォトコンテスト”を予定しています。 スタンプラリーについては、身延線沿線を『甲府』、『鰍沢口・市川大門』、『身延・下部温泉』の3つのエリアに分け、エリア内の温泉施設を訪れていただき、3つのエリア全てのスタンプを集めて応募いただくというものです。身延線沿線には魅力ある温泉が数多くあり、温泉施設も豊富です。是非この機会に色々な温泉を楽しんでいただきたいと考えています。 フォトコンテストについては、身延線沿線の旅行の思い出写真や、とっておきのスポット写真など、季節や新旧は問いませんので是非応募して下さい。 それぞれ素敵な賞品を用意しますので、ご家族やグループでご参加下さい。 これら以外にも、80周年記念きっぷの発売、記念臨時特急列車の運転や記念さわやかウォーキングの開催を3月に予定しているので、ご期待下さい。詳細については、決定したらお知らせします。 なお、このキャンペーン期間にあわせて、JR東海ツアーズでは、特急「ワイドビューふじかわ」号と宿泊がセットになった宿泊プランや特急「ワイドビューふじかわ」号とホテルの昼食、入浴がセットになった日帰りプランを設定しますので、是非この機会に甲斐路の旅をお楽しみ下さい。 これら一連のキャンペーンにおいては、特急「ワイドビューふじかわ」と、便利でお得な「休日乗り放題きっぷ」を是非ご利用下さい。 |
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