ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2011-09-30 20:50:49 |
平成23年9月30日
両備グループ広報 岡山電気軌道HP http://www.okayama-kido.co.jp/tramway/ MOMO2導入に関して 政令市岡山にふさわしい、公共交通を目指して あらゆる方に、安心してご利用頂けるLRTを、福祉都市岡山づくりの一助に 両備グループ、岡山電気軌道 創立100周年を記念して導入 岡山電気軌道株式会社(本社:岡山市北区岡南町1-14‐41、社長:小嶋 光信)では2002年の次世代路面電車、超低床車両「MOMO」の導入から9年を経てついに「MOMO2」(呼称:ももツー)2両1編成を導入,10月15日より運行を開始する運びとなりました。 MOMO2は、MOMO1号にハード面では、更に機能性、デザイン性をプラスし、ただの移動手段である路面電車の域を完全に脱するとともに、ソフト面でも、岡山のあらゆる情報をご提供する、皆様の憩いの空間、情報基地を目指して、デビュー後も進化し続けます。 なお、この機に、路面電車運転士の制服もリニューアルいたします。 記 運行開始セレモニー、 開催日時 平成23年10月15日(土) 12:00〜12:35 開催場所 岡山電気軌道鞄月R北車庫(岡山市中区徳吉町2−8−22) 式典後ご招待客による試乗、13:30頃より車庫内にて一般内覧会 15:00以降営業運行 車両概要 車両名称 MOMO2(呼称:ももツー) 車両型式 9200型 1011号 導入台数 1編成2両 車両価格 2億8000万円 車両重量 25トン 乗車定員 74人 座席定員 20人 車体寸法 長さ18メートル、幅2.4メートル、高さ3.28メートル 製造会社 新潟トランシス株式会社 (MOMO同様、3時曲線のフロントガラス、パンタグラフ、ブレーキシステムドアとその開閉等システムなどはドイツより輸入) 内 装 床、イス等はMOMOと同様に天然木を使用。 1両はホワイトアッシュ(モクセイ科トネリコ属のアメリカ産広葉樹)白色 1両はウェンジ(マメ科 アフリカ産広葉樹)黒紫褐色 と、全く違うイメージの空間となっています。 MOMO2の特徴 ・室内にデジタルサイネージ(液晶表示装置)を設置。(MOMO1はデジタル表示装置)文字情報だけでなく、カラー写真、図なども自由に表示でき、あらゆる情報をわかりやくすお伝えすることが出来ると共に、画面の表示も約3倍の大きさとなり、見やすさを追求しています。20インチワイド画面(縦25.5cm×横44.6cm) ・ドライブレコーダーを1両に4基×2 計8基設置(熊本市交通局に続き本格的に設置したのは全国2例目) ・飲食用に、着脱式テープル等を設置。 ・ご自由にお使い頂けるクッションも常設。(お客様の声を反映しました) ・料金箱を7000型同様1030mmの高さとし、ご利用頂きやすく改良。(〃) *MOMO1は1065mm MOMO2導入の効用 ・MOMO2導入により、全線(東山線・清輝橋線)にバリアフリーの車輛が毎日走る(金曜日以外) ことが可能になります。 ・世界一の内装を持つ路面電車MOMOが一段とアメニティ度を増して街のにぎわい創出の一助を目指します。 MOMO1の導入時は、水戸岡鋭治デザイナーにより、内装を新車時からオリジナルに全面改造を施し、第一回鉄道大賞を受賞するなど全国的にも注目され、その後、同型が高岡万葉線6両、富山ライトレール7両、富山市内線3両、熊本市電2両、計18両が導導入されていますが、MOMOは理想的な超低床路面電車として教科書にも数度取りあげられ(近々では23年度の高校美術の教科書に掲載)次世代路面電車のモデル車両となっています。 MOMO2は全国で85両目の導入ということになりますが、欧米では一度に50編成ほどの導入が一般的なほど、市街地の公共交通としてはなくてはならない位置づけとなっています。 全国の低床電車:公営 鹿児島13編成、熊本7編成、函館2編成1台 民営 広島22編成、長崎5編成、高知1編成、松山10台、豊橋1編成1台 福井2台、富山11編成、高岡7編成 (単車は台、連節車は編成) *全国の路面電車数からすると約一割の導入率です。 ★15日デビューまでのスケジュール 納車日時 :10月4日 8時〜終日 クレーン作業(東山車庫にて車両組み立て) 離隔テスト :10月4日 22時30分〜2時間程度 終電後試験 主モーター測定:10月5日終日(東洋電機)南車庫で機器設置 19時から2時間程度試運転 主制御装置試験:10月6日終日(三菱電機)南車庫で機器撤去 支給品調整 :10月11日 13時から3時間程度 音声合成装置、行き先表示関係調整 |
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