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No.3209 (Re:3190) 【JR東海】超電導リニアによる中央新幹線の実現について(20/34)
ほりうち(ccbu8181) 2010-05-19 09:45:19


4.早期開業に向け、早期に着工を。


工事は、完成までに10年を超える期間を要し、早期実現のために早期着工が必要。さらに、最新技術維持のため、実験線の延伸完成から間断なく着手することが重要。

建設主体に指名されれば、最新技術により環境にも十分配慮して実施。



1)工事は完成までに10年以上の長期間を要し、早期開業のためには、でき得る限り早期に工事に着手しなければならない。

・鉄道インフラは、一般的に言っても、完成までに長期間を要するものである。しかも、南アルプスのトンネル等の長大トンネルの建設は、技術的には十分に可能であるが、自然が相手であり、大きな出水などの予想外の事態に備え、早期に着手した後、実態に即して堅実に工事を進めることが、全体の工程管理を確実なものとすることにつながる。


2)超電導リニアの最先端技術の維持のため、実験線工事から間断なく着工することが必要である。

・超電導リニアに必要な部材については、平成25年度中の早期完成を目指して工事を行っている山梨実験線の延伸と仕様変更に向け、関係企業と連携して技術開発と生産を進めている。

・その一方で、中央新幹線は、整備計画決定後、環境アセス(約3年間)を挟んで着工となるが、この着工が遅れれば、経営リスクを負って超電導リニアに関する最先端技術に優秀な人材や資金などの経営資源を投入している関係企業にとって、実験線工事の完成と着工時期との間隔が広がり工事の中断期間を生むことになるので、これは企業にとって大きな負担となり、技術開発に障害を招きかねない。超電導リニア技術は、実験線の工事から本線部分の着工まで間断なく投資を継続してこそ、関係企業も含めて強い開発力を維持できるものであり、そのためにも早期の着工が必要である。


3)最新技術により環境に十分配慮して工事を実施。

・工事を進めるにあたっては、国内外の工事実績を踏まえて、長大山岳トンネル工事や都市部の地下深い部分でのトンネル掘削工事について、最新技術により実施する。

・その際、自然環境及び生活環境を守ることを重視して、計画、施工の各段階にお

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