NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.3150 【東武】2010年度の鉄道事業計画(1/3)
ほりうち(ccbu8181) 2010-04-29 19:56:55

TOBU NEWS 

東武鉄道

2010年4月27日

2010年度の鉄道事業計画

 設備投資計画は総額287億円

 〜安全対策工事を引き続き推進します〜



東武鉄道株式会社

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2010年度に鉄道事業において総額287億円の設備投資を行い、安全対策、輸送体系の整備・構築、既存設備・施設の更新改良、高架化工事およびサービス向上施策の推進を継続し、お客さまに安心して、より便利に、そして快適にご利用いただけるように努めます。

 なお、今年度の安全投資額は229億円です。


1 安全対策

(踏切の安全対策)

 当社では全踏切について支障報知装置の設置を完了していますが、その内赤外線で踏切内の支障物を検知する装置を設置している踏切に「押ボタン」を併設する工事を、昨年度で完了させました。今後は更なる保安度向上を目指して、より検知範囲の広い新型(レーダー式)踏切支障報知装置の導入を推進します。


(駅構内の安全対策)

 ホームからの転落事故に対する安全対策として、引き続き、非常停止ボタン・ホーム下注意喚起灯・ホーム下待避口の新増設および車両とホームの間に段差やすき間がある駅についてホームの改修を行うほか、浅草駅において5番線ホームに引き続き3番線ホームにも固定式ホーム柵を新設しました。また、戸挟み事故の防止対策として、東上線、野田線に続き伊勢崎線にも、発車時にメロディーや音声等でお客様に列車のドアが閉まることをお知らせする「発車案内放送装置」の新設工事を推進します。


(防災対策)

 大規模地震や風雨時等の自然災害における安全対策として、引き続き高架橋耐震補強、長大橋梁の改修・補強、盛土法面改修等を推進します。


(その他の設備等)

 列車運転士に異常が発生し運転操作不能となった場合に列車を速やかに停止させる装置、各種運転情報等を記録する装置、防護無線の主電源の確保が不能となった場合に非常電源へ切り換える装置の新設および列車が分岐器に速度を超過して進入することを防止する装置の設置を引き続き進め、運転保安度の向上を図ります。