ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-10-22 22:15:17 |
平成21年10月20日
両備グループ広報 和歌山電鐵HP http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/ 新・貴志駅概要 愛称:TAMA STATION、たま駅舎 世界に誇れる日本の伝統美により世界で唯一の駅に 木の国だからこそ出来る地産地消により 屋根は日本伝統技術の桧皮葺(ひわだぶき) 高野山を手がけている桧皮葺職人へ依頼 駅敷地面積:1007.86m2 延床面積 : 165.06m2 建築面積 : 166.35m2 駅舎施設・設備 駅長室、たまミニギャラリー&ショップ(小山商店) たまCAFE・待合所 トイレ:女性・男性・身障者対応の3種類設置 いちご神社・おもちゃ神社・ネコ神社設置 桧皮葺:ヒノキの皮で(樹齢約70年以上の檜のもの)屋根を葺くこと。木を伐採することなく皮のみを採取するため、環境にもやさしい工法といえます。現在はその技術継承者が少ないこと、檜の減少などから一般の建築物には用いられていないのが現状です。 代表的現存する建造物 出雲大社本殿 、厳島神社諸殿 北野天満宮 、 吉備津神社本殿、拝殿 、京都御所紫宸殿、清涼殿 、清水寺 、善光寺本堂 など 【水戸岡氏のコンセプト】 究極のエコ・ネコロジカル建築 貴志駅 たま駅舎 2009/10/20 水戸岡鋭治+ドーンデザイン研究所 住民の、住民による、住民だけでない皆さんのための鉄道路線として広く共感を呼んでいる貴志川線。 沿線を越えて全国的な人と文化と経済交流の結節点をつくったのが、想定外のキャラクター「たま」であることは言うまでもない。いまやあちこちで就任している動物駅長のさきがけであり、動物界の一大現象を巻き起こした。 それゆえ貴志駅設計デザインのコンセプトが「たま駅長のためのエコ建築」であっても不思議ではないだろう。 ●ネコの顔をした、たまの棲む家 貴志川線のシンボル、たま駅長をデザインのモチーフとして前面に打ち出した。 擬人化ならぬ「擬猫化」(ぎびょうか?)された駅舎である。 ●駅舎外観 遠くまで見通す光る「目」と、どんな音も聞きもらさない「耳」をつけた屋根は、地元のヒノキの皮を張り重ねた伝統の工法、檜皮葺(ひわだぶき)。 「擬猫化」といっても、メルヘンチックというより伝承の民話・説話の世界に近い。 洋のようでありながら和の郷愁を感じさせるたたずまい。 ●駅舎内部 木、石、土、レンガ、ガラスといった天然素材による、大きな土間のような空間は、ネコ好き・鉄道ファンでない人をもゆったりやさしく包みこむ懐かしさに満ちている。 ・柱や梁が美しく組まれた、たま好みの屋根裏。ここに駅長が放たれる時間ができたら、どんな風に楽しんでもらえるか。 ●ホーム お客様やサポーターの皆さんへの感謝の気持と安全安心の祈りをこめて、3つのテーマをもつ「お社」を建立。 いちご神社(電車と果物はじめ農作物) おもちゃ神社(電車とおもちゃや遊具) ネコ神社(電車とねこや動物全般) を祭る。 渋谷のハチ公、浜松町の小便小僧のような名物スポットになれるか。 ●駅を囲んで 季節を彩る桜(たまお気に入り)かえで、もみじ、くす、けやきなどを植え、樹木で駅を守る。 いつか森の駅になるように、小規模な植栽ではなく樹木を選ぶこと。 ●その他 たま駅長室、たまトイレ たまカフェ たまショップ、たまギャラリーを併設する。 |
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