NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.2446 【岡山電軌】岡電創業以来初、異業種LED照明販売事業に着手
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-09-17 18:52:44
平成21年9月14日
両備グループ広報

岡山電気軌道HP http://www.okayama-kido.co.jp/tramway/


 岡電創業以来初、異業種LED照明販売事業に着手
環境保護活動も兼ねLED照明を使用した電停をショールームに
電停・電車をショールームにLED事業を立ち上げた路面電車会社は全国初

  シンボル商品たま電球は全国初の新技術による全球型電球です。

 岡山電気軌道株式会社(本社:岡山市北区岡南町14−41、社長::小嶋 光信)は、このたび、発光ダイオード(LED)の素子(ベアチップ)製造メーカーとして世界トップの米国クリー社(日本のトップメーカー・日亜化学工業株式会社とクロスライセンス締結会社)製チップを使用したLED照明(蛍光灯・電球・投光機等)の取り扱いに着手した、株式会社オービカル特機(大阪府豊中市勝部3−4−35、社長 槙野国治、LED表示装置等の開発・製造・販売)の製品販売について、弊社へオファーがあり、LED商品としては新規参入分野であることから、その普及にお役に立てばと環境にやさしい路面電車を使用していち早く事業を展開することに致しました。その事業開始にあたり、下記内容にてショールーム点灯式を開催しますので、お知らせいたします。
 なお、環境保護PRのために、鉄道事業の再生シンボルとなった、岡山電気軌道株式会社100%出資の和歌山電鐵株式会社貴志駅、駅長たまが本事業のシンボルとして助っ人になり、「たま電球」の販売も開始いたします。

   記

 LED照明販売事業開始セレモニー&商品ご紹介
 ※伊藤注:既に開催済みのセレモニーです

開催場所  岡山駅前電車停留場(岡山市駅元町地先)
開催日時  平成21年9月14日(月)18:00〜約30分
開  会
挨  拶  岡山電気軌道株式会社 社長 小嶋光信(こじま みつのぶ)
照明点灯  ショールームとなる岡山駅前電停およびたま電車同時に点灯
      *販売商品をたま電車車内に展示し、説明をさせていただきます。
参加者   岡山電気軌道株式会社 LED事業部関係者、両備グループ各社 等


LED照明販売事業概要

新規事業名称 LED事業部

スタッフ   取締役LED事業部長 沼本 浩司
       販売課   課長代理 1人    計2人

事業所    岡山市北区岡南町14−41(岡山電気軌道株式会社本社内)

ショールーム 動くショールームとしてのたま電車と、岡山駅前電停の2ヵ所

事業開始日  平成21年9月14日(月)

販売商品   蛍光灯型LED3種類 従来品の20ワット・40ワット・110ワット相当品
       たま電球2種類  従来品の40ワット相当品
       ダウンライト、投光機等  計14品

価  格   蛍光灯型LED:定価の半額
        例:主力商品の40ワット相当品 15,500円
       *環境保護重視の観点から蛍光灯型LEDの普及の一助になればと設定

       たま電球:3,800円(40ワット相当品)
        *10月中旬発売開始

顧客対象   官公庁、学校、工場等、一般家庭用、鉄道事業者、両備グループ内
       *設置工事については、すでに同製品の取り付け工事を請け負っている旭テクノプラント株式会社(倉敷市新田2403−1)と業務提携をしております。

お問い合わせ先
岡山電気軌道株式会社 LFD事業部
 Tel 086−235−5255
 Eメール:info@okayama-kido.co.jp


商品特徴  消費電力が約半分に、耐用年数は約5倍
      メンテナンス/取付工事も敏速に対応(自社電気工事士資格者)
      商品保証は1年間
      PSE(電気用品安全法)・RoH S準拠


蛍光灯LEDの市場について
 従来の蛍光灯消費電力の約50%(COは約60%)削減の省エネ・エコ商品である点と、耐用時間が1日約10時間使用で10年以上等の面から環境にやさしい照明器具として最も注目をされている市場で、LED表示機の普及に続いて開発されたLED照明については、緒に就いたばかりで、今後、急成長が期待される分野として、大手メーカーから零細企業までが参入を図っている段階です。


岡電ショールーム設置本数
・岡山駅前電停 40ワット相当
 乗車ホーム=18本、降車ホーム=14本  合計=32本
・たま電車の室内灯   8灯

*岡山駅前の電気代の削減について
 岡山駅前電停の照明は、
 40ワット蛍光灯が32灯(乗車=18灯、降車=14灯)
 5時30分〜22時30分の間で、暗いと点灯します。
 22時30分から5時30分の間は、常夜灯として、6灯が点灯しています。

現状1年を通して
 17時30分〜22時30分まで点灯(5時間)
 22時30分〜5時30分まで常夜灯が点灯(7時間)すると仮定します。

 1カ月の電力量が300kwhを超えて使用する場合の単価は、1kwhあたり28.06円です。
 上記条件で計算すると
 (1) 普通の蛍光灯を使用した場合
  1ヵ月の電気代=7,829円 1年の電気代=95,180円
 (2) 蛍光灯型LEDに変更した場合
  1ヵ月の電気代=3,564円 1年の電気代=43,437円
 (3) 節減した電気代
  1ヵ月=4,265円 1年=51,743円
  (半分以下になります。)
 (4) 炭酸ガスの削減量(1kwh削減で炭酸ガスが0.338kg削減)
  1ヵ月=51kg 1年=623kg 削減できます。

この他、蛍光灯の寿命=10,000時間 蛍光灯型LEDの寿命=40,000時間ですので、蛍光灯型LED1本の寿命の間に、蛍光灯は4本必要です。