NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.2119 【小田急】「小田急ロマンスカー・MSE」が、ブルーリボン賞を受賞
ほりうち(ccbu8181) 2009-06-16 15:32:40
小田急電鉄株式会社 CSR・広報部

ODAKYU NEWS RELEASE
http://www.odakyu.jp/

第09−5号
2009.6.15

 「小田急ロマンスカー・MSE」が、ブルーリボン賞を受賞




 小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:大須賀 頼彦※))の特急車両「小田急ロマンスカー・MSE(60000形)」が、この度、鉄道友の会の選定する2009年「ブルーリボン賞」を受賞しました。

 当社の車両が「ブルーリボン賞」を受賞するのは、2006年のロマンスカー・VSE以来で、通算7度目になります。

 2008年3月より営業運転を開始したロマンスカー・MSEは、全席指定制の有料特急として、日本で初めて地下鉄線へ乗り入れた車両です。平日には、大手町や霞ケ関など都心に通うお客さまに上質な着席移動サービスを提供する「ビジネス特急」として、また、土休日には、北千住と箱根湯本を結ぶ「観光特急」として、“Multi Super Express(マルチ スーパー エクスプレス)”の名のとおり多彩な運行形態で好評をいただいています。

 地下鉄線内を走行するため、車両の大きさや設備面でさまざまな制約がある中、非常時等に使用する貫通扉を前面に設置しながらもロマンスカーの特徴である流線型のデザインを実現させ、車体のカラーリングには、地下でも明るさを感じさせるフェルメール・ブルーを採用。また、2.3メートルの天井高や間接照明の採用などにより快適な居住性を実現したほか、日本で初めて車内にAED(自動体外式除細動器)を設置しました。

 今回の受賞は、こうした車両運用やデザイン、居住性など多くの点が評価されたものです。なお、ロマンスカー・MSEは、昨年、鉄道関連の国際デザインコンペティションである「第10回ブルネル賞」の「車両部門・奨励賞」、および財団法人日本産業デザイン振興会の「グッドデザイン賞」を受賞しています。


<参考 ブルーリボン賞>

 ブルーリボン賞とは、毎年鉄道友の会(会長:須田 寛※※ 会員約3500人)が、前の年に営業運転を開始した新形式車両の中から、趣味的見地および利用者側の見地の両面から優秀と認められた鉄道車両を会員の投票により
選出されるものです。2009年の選考対象車両は18車種であり、当社のMSEは有効投票者数の約60%の会員の支持を得たことで決定されました。


※「頼」の旁(つくり)は、正しくは「刀」の下に「貝」
※※「寛」は、正しくは「儿」部右側に「丶」あり

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 「ブルーリボン賞」を受賞した小田急ロマンスカー・MSE(60000形)
画像サイズ: 363×277(88%表示)