NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.2022 (Re:2020) 【東武】2009年度の鉄道事業計画(3/5)
ほりうち(ccbu8181) 2009-05-18 21:22:15

2 輸送体系の整備・構築


(新運転保安システムの構築)

 現行のATS(自動列車停止装置)に代え、より高性能なATC(自動列車制御装置:前方に走行中の列車の位置から列車速度を制御する装置)を導入することとし、東上線池袋〜小川町間で引き続き工事を進めます。
 東武型ATCは、車上・地上間情報伝送装置から得た線路情報(列車間距離・勾配等)によりスムーズな速度制御を実現させるほか、踏切支障時の防護機能や停車駅の誤通過防止などへの拡張性も持たせたものです。


(伊勢崎線・日光線ダイヤ改正)

 2009年6月6日(土)の伊勢崎線・日光線ダイヤ改正に向けて、半蔵門線直通車両の増備等を実施し、東京メトロ日比谷線・半蔵門線、東急田園都市線の朝ラッシュ時間帯等の上り直通列車などを増発すると共に、早朝・夜間時に特急「スペーシア」および「りょうもう号」を新設するなど、特急列車の運行時間帯を大幅に拡大し、混雑の緩和と都心方面とのさらなるアクセス向上を図ります。


(野田線CTC化)

 野田線において、常時の列車制御と把握を的確に行うと共に、列車乱れ時の迅速な対応、およびお客さまに対する正確できめ細かなご案内ができる体制を整えるため、引き続きCTC(列車集中制御装置)化工事を実施します。