NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.994 (Re:992) 【東武】2008年度の鉄道事業計画 設備投資計画は総額337億円(3/5)
ほりうち(ccbu8181) 2008-05-15 20:48:24

2 輸送体系の整備・構築

(新運転保安システムの構築)

 現行のATS(自動列車停止装置)に代え、より高性能なATC(自動列車制御装置・・・前方に走行中の列車の位置から列車速度を制御する装置)を導入することとし、東上線池袋〜小川町間で2012年度使用開始を目指し、工事に着手します。

 なお、今回導入予定のATCは、トランスポンダ(車上・地上間情報伝送装置)を併用した当社独自の東武型ATCであり、トランスポンダから得た線路情報(列車間距離・勾配等)によりスムーズな速度制御を実現させるほか、踏切支障時の防護機能や停車駅の誤通過防止などへの拡張性も持たせています。


(東上線ダイヤ改正)

 2008年6月14日(土)に東上線・越生線で実施するダイヤ改正に向けて、越生線ワンマン化対応工事や関連する諸設備の工事を完了させます。

 なお、このダイヤ改正では、池袋からの通勤・通学やお買い物の帰りに、着席してご利用いただける座席定員制の「TJライナー(写真)」の運転を開始するとともに、池袋発着列車のオール10両編成化および急行列車の増発を行い、混雑緩和に努めます。