ほりうち(ccbu8181) 2008-10-02 17:15:29 |
[別紙] ■公開予定の万葉歌 10月 1日 巻一0028 持統天皇 春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣乾したり 天の香具山 巻一0051 志貴皇子 采女の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたづらに吹く 巻一0018 額田王 三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情あらなむ 隠さふべしや 巻八1494 大伴家持 夏山の 木末が繁に 霍公鳥 鳴き響むなる 声の遙けさ 巻十一2453 柿本人麻呂歌集 春楊 葛城山に たつ雲の 立ちても坐ても 妹をしそ思ふ 10月 8日 巻十一2578 作者未詳 朝寝髪 我は梳らじ 愛しき 君が手枕 触れてしものを 10月15日 巻七1126 作者未詳 年月も いまだ経なくに 明日香川 瀬瀬ゆ渡しし 石橋もなし 10月22日 巻二0165 大伯皇女 うつそみの人にあるわれや 明日よりは 二上山を 弟世とわが見む 10月29日 巻一0013 中大兄皇子 香具山は 畝傍ををしと 耳梨と 相あらそひき 神代より かくにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 嬬をあらそふらしき 11月 5日 巻六0924 山部赤人 み吉野の 象山の際の 木末には ここだもさわく 鳥の声かも 11月12日 巻十一2480 柿本人麻呂歌集 路の辺の 壱師の花の いちしろく人皆知りぬ 我が恋妻を 11月19日 巻八1511 崗本天皇 夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は 今夜は鳴かず い寝にけらしも 11月26日 巻一0048 柿本人麻呂 東の 野に炎(かぎろひ)の 立つ見えて かへり見すれば月傾きぬ 12月 3日 巻八1554 大伴家持 大君の 三笠の山の 黄葉は 今日の時雨に 散りか過ぎなむ 12月10日 巻二0208 柿本人麻呂 秋山の 黄葉を茂み 迷いぬる 妹を求めむ 山道知らずも 12月17日 巻二0116 但馬皇女 人言を 繁み言痛(こちた)み 己が世に いまだ渡らぬ 朝川渡る 12月24日 巻十1833 作者未詳 梅の花 降り覆ふ雪を つつみ持ち 君に見せむと 取れば消につつ 12月31日 巻二十4516 大伴家持 新しき年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重へ吉事 |
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