NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.1414 (Re:1410) 【JR東海】平成21年3月期 第2四半期決算短信(5/5)
ほりうち(ccbu8181) 2008-10-29 21:07:36

2.連結財政状態に関する定性的情報

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ403億円増の749億円となりました。また、当第2四半期連結会計期間末の長期債務残高は、前連結会計年度末と比べて207億円減少し3兆3,154億円となりました。

 当第2四半期連結累計期間については、当社の運輸収入は前年並で推移したものの、法人税等の支払額が増加したことなどから、営業宿動の結果得られた資金は前年同四半期と比べ154億円減の2,234億円となりました。

 投資活動の結果支出した資金は、設備投資に伴う固定資産の取得にかかる支出が増加したことなどから、前年同四半期と比べ467億円増の1,438億円となりました。

 財務活動の結果支出した資金は、長期債務を縮減する一方、短期社債の償還額が減少したことなどから、前年同四半期と比べ91億円減の392億円となりました。

(注)上記定性的情報における対前年同四半期増減額は参考として記載しています。


3.連結業績予想に関する定性的情報

 次四半期連結会計期間以降については、この先景気減速が懸念され、各事業とも非常に厳しい環境に置かれるものと予想されます。こうしたなか当社は、引き続き鉄道事業における安全・安定輸送の確保を最優先に、N700系「のぞみ」の運転を順次拡大するほか、ご利用の集中する時期・時間帯に輸送能力を最大限活用して弾力的に列車を増発するなど、利便性のさらなる向上に努めるとともに、設備の改良・強化、グループ全般にわたるより質の高いサービスの提供、効率的な業務執行等に取り組みます。

 通期の業績予想については、この上半期の実績等を踏まえた見直しを行い、営業収益1兆5,480億円、営業利益3,850億円、経常利益2,280億円、当期純利益1,340億円を見込んでいます。

 なお、本年10月7日に終了した「1.連結経営成績に関する定性的情報」記載の公開買付けに伴い日本車輌が連結子会社となりますが、当社連結数値に対する影響は現在精査中であり、上記の業績予想については、この影響を含んでおりません。