NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.2497 【JR東海】定例社長会見(平成21年9月・東京)
ほりうち(ccbu8181) 2009-10-01 20:17:11
JR東海 ニュースリリース

2009.9.30
定例社長会見(平成21年9月・東京)


◆「高速鉄道シンポジウム」の開催について

高速鉄道シンポジウムを11月に名古屋で行うと計画しておりましたが、内容が固まりましたので、お知らせします。

東海道新幹線は昭和39年の開業後、明日、満45年を迎えますが、この間、安全かつ正確な輸送を提供し、日本を代表する高速・大量輸送機関として、お客様から信頼されてきました。

このたび、高速鉄道にご関心のある在日大使館ならびに日本政府の方々をお招きして、N700系を国際仕様としたN700−Iを中心とする東海道新幹線運行システム、および当社が開発を進めている超電導リニア・マグレブの技術を紹介する「高速鉄道シンポジウム」を、11月16日に名古屋で開催します。

これに併せて、当日の夜間には、N700系新幹線車両による最高時速330キロの試験走行を米原〜京都間で行い、参加者の方々に体験乗車していただくこととしています。

本シンポジウムで、東海道新幹線の優れた特性である、高速性、安全性、正確性、高エネルギー効率といった技術力をご理解いただいて、今後海外において、東海道新幹線システムが活用されていくことを期待しています。

これが実現すれば、日本経済の活性化、世界の鉄道発展への寄与、地球環境問題への貢献にもつながる有意義な取り組みとなります。

今回のシンポジウム開催が、大きな前進に繋がることを期待しています。


詳細はこちらをご覧下さい。 http://jr-central.co.jp/news/release/nws000392.html



◆東海道新幹線車両 非常用ドアコック部の改良完了について

「東海道新幹線車両 非常用ドアコック部の改良完了」についてお知らせします。

「東海道新幹線車両の非常用ドアコック部の改良」については、平成19年6月にお知らせしましたが、非常用ドアコックが本来の目的以外で取扱われたことに鑑み、この非常用ドアコックを走行中には扱えないようにする改良を行ってきました。

300系を除く全編成を対象とし、当初は、平成22年3月までに完了する予定でしたが、今回、作業工程をより早く進捗させたことから、平成21年9月末をもって改良が完了することとなりました。

もともと、鉄道車両には、非常時に手動で乗降用ドアを開扉できるよう、全乗降用ドアの付近に非常用ドアコックを設置しています。

平成19年6月の計画時点でもお話ししましたが、今回の改良は、走行中は、緊急時であってもドアを開けなければならないような事態は考えられないと判断し、走行中は機械的にドアコックのフタを施錠し、ドアコックを扱えないようにしようというものであり、関係省令上も問題ないことを確認して、改良工事を実施してきました。

このドアコック部の改良に関わる技術は、平成20年9月に特許を取得しました。

改良の対象は、N700系が初期の10編成、700系が60編成(全編成)の計70編成です。なお、N700系の11編成目以降は車両新製時からこの改良したタイプとなっています。

工事費額は約9億円です。


詳細はこちらをご覧下さい。 http://jr-central.co.jp/news/release/nws000393.html



◆平成22年度 採用内定者数(予定)について

平成22年度の採用内定者数の予定について、お知らせします。

来年の平成22年4月に入社予定の社員の内定者数については、1045人を予定しています。
これは過去最高の内定者数です。

内訳は、医療職を除き、大学および大学院卒が448人、高専卒が109人、短大卒が52人、専門学校卒が76人、高校卒が360人となっています。
当社は従来から安定的な採用に努めていますが、東海道新幹線バイパス、すなわち中央新幹線の実現に向けた業務量増大に加えて、大量の定年退職者が続く傾向にあることに加え、今年は幅広く応募していただいたこともあり、平成21年度実績に比べ、20名程度拡大しています。
(今年2月にお知らせしました計画数1030人に対しても15名増となります。)

当初計画通り、優秀な人材を確保することができたものと考えています。

高校卒を除き、明日10月1日から、順次内定式を執り行います。


詳細はこちらをご覧下さい。http://jr-central.co.jp/news/release/nws000391.html