ほりうち(ccbu8181) 2009-12-17 23:06:13 |
JR東海 ニュースリリース
┃2009.12.17 ┃定例社長会見(平成21年12月・東京) ◆「うまし うるわし 奈良」キャンペーン「平城京」篇の展開について 奈良キャンペーンについてお知らせします。 2010年、来年は710年に奈良・平城京に都が置かれてちょうど1300年という記念すべき年を迎えます。 当社では2005年より「うましうるわし奈良」キャンペーンを展開し、「東大寺」「薬師寺」「法隆寺」「興福寺」「西大寺」「春日大社」「室生寺」などの寺社を取り上げ、寺社や仏像、景観など、奈良ならではの歴史や文化を中心に紹介し、東京、静岡地区から奈良への旅の誘いを継続して行ってきました。 今回のキャンペーンでは、奈良の都「平城京」を取り上げる。平城宮跡(へいじょうぐうせき)をモチーフに、日本最古の芸能である「伎楽」(ぎがく)を取り入れ、1300年にふさわしいCM、ポスターを製作しました。 地元では、平城遷都1300年記念事業が進められており、様々なイベントが計画されていると伺っています。年明け早々に当社が奈良の本キャンペーンを行うことにより、東京地区・静岡地区をはじめとして「今年の奈良が特別な年」であることを幅広く周知し、皆さんに1300年記念の年にどんどん奈良に行っていただきたいと思います。 奈良を訪れるにあたり大変お得な旅行商品を、引き続きこの時期にも用意しています。往復新幹線とホテル宿泊がセットになったフリープラン『ゆったりお値打ち奈良』『お得だね!奈良』や50歳からの旅クラブJR東海「50+」会員様用の添乗員付きのツアーなどを利用して頂き、1300年を迎える「平城京」を訪れ、悠久の時や歴史、文化に想いを馳せて頂きたいと思います。 ※詳細はこちらをご覧ください。 http://jr-central.co.jp/news/release/nws000438.html ◆ 「キュービックプラザ新横浜」への「ロフト」「F.I.E.L」「OZOC」の新規出店について 次に、「キュービックプラザ新横浜」の新規出店についてお知らせします。 「キュービックプラザ新横浜」は、新横浜駅直結の複合型ビル「新横浜中央ビル」に展開する商業施設で、当社のグループ会社である新横浜ステーション開発株式会社が事業運営し、昨年3月に開業し、来年開業2周年を迎えるところです。 「新横浜中央ビル」は、上層階は、ホテル、オフィスとなっている。 「キュービックプラザ新横浜」は、ビルの2階から10階、および駅の高架下部分に展開し、レストラン、フード、ファッション、家電、書籍などバラエティーに富んだ約70店舗で構成しており、新横浜駅をご利用のお客様や駅周辺にお住まいのお客様に多数ご利用いただいています。 当社および新横浜ステーション開発では、昨今の景気状況などを踏まえ経済環境にスピーディーに対応すべく、お客様の利便性と、商業施設としての競争力の強化を目指して、「キュービックプラザ新横浜」をご利用いただいているお客様のニーズにあった人気のある新規テナントの誘致を行い、駅ビルとしての魅力の強化を検討していたところです。 このほど、5〜7Fのファッション&ビューティーゾーンに、「ロフト」「F.I.E.L(フィエル)」「OZOC(オゾック)」の3店と出店について合意に達しましたので、その概要をお知らせします。 「ロフト」は株式会社ロフトが運営して全国に展開する総合生活雑貨店で、今回のキュービックプラザ新横浜に開業する店舗が58番目、神奈川県内では、5番目の店舗となります。 「ロフト」は、7Fに出店し、店舗面積はおよそ540m2(約164坪)です。 「ロフト」の中では中型〜小型店舗の位置付けとなるが、同店の取扱う文具、パーティー用品などのバラエティー雑貨、化粧品や入浴剤といった健康雑貨、また家庭用品、インテリアなどの多種多様なアイテムの中から、駅上(えきうえ)で販売することに適したものを選択して展開することとしています。新横浜駅から新幹線でご旅行に出発される方や通勤通学で新横浜駅をご利用になる方にも便利にお立ち寄りいただけると考えています。 「F.I.E.L(フィエル)」は、百貨店などで高品質なレディスファッションを展開する株式会社フランドルが運営する店舗です。 6Fに出店し、店舗面積は、およそ190m2(約58坪)です。同社の展開するレディスブランド「エフデ」「ル・スーク」「ヴィニー」「エロディネルソン」をお客様の好みに合わせて編集したセレクトショップで、新横浜駅周辺にお勤めのOLの方々はもとより、周辺にお住まいのキャリア女性に気軽にご利用いただけると考えています。 3つめの「OZOC(オゾック)」は、こちらも全国の百貨店などで多数のブランドを展開する株式会社ワールドのレディスカジュアルファッションの店舗です。 この「OZOC(オゾック)」では、若い女性向けのカジュアル衣料を取り扱うこととしています。 こちらも6Fに出店し、店舗面積は、およそ70m2(約21坪)です。 なお、ファッション&ビューティーゾーンには、ワールド社が運営する店舗として、「インデックス」「ジ・エンポリアム」「オフ・ザ・ウォール」の3店舗が現在も営業中です。 今回出店する「OZOC(オゾック)」とこの3店舗を合わせて、毎日のオシャレを楽しみたい女性に対して、さらに多様で幅広いアイテムをご提供できるようになるものと考えています。 今回出店する3店は、「キュービックプラザ新横浜」の開業2周年に合わせて、平成22年3月中にオープンする予定です。 いずれも百貨店等で実績のある有名ブランドの店舗であり、「キュービックプラザ新横浜」をご利用になるお客様へ強力な訴求になるとともに、お客様の利便性も大きく向上し、さらに魅力ある施設を目指して行きたいと考えています。 開業日については、今後、別途お知らせすることとしますが、是非、ご期待をいただきたいと思います。 ※詳細はこちらをご覧ください。 http://jr-central.co.jp/news/release/nws000436.html ◆ 今年の振り帰りと来年の展望について 今年も残すところあと半月ほどとなりました。本年を振り返るとともに、来年の展望を述べたいと思います。 【今年の振り返り】 今年は、年度初から世界同時不況の影響により厳しい年になると予想し、鉄道輸送量も対前年93%と見込んでスタートしました。予想通り国内景気は低迷したうえ、さらに春の新型インフルエンザの流行や高速道路料金値下げ等による影響を受けるなど厳しい経営環境でした。当社では、鉄道事業における安全・安定輸送の確保を最優先に、グループ全体の総合力を結集して質の高いサービスの提供と収益力の強化に取り組みました。その結果、輸送動向は当初の見込みからわずかに下回ったものの、大きく外れることなく、現在の新幹線輸送量は対前年90%で推移しています。 東海道新幹線では、N700系車両の集中的な投入を進めた。3月には「のぞみ」の更なるサービス充実を図ったダイヤ改正を実施するなど輸送サービスの向上に努め、在来線では名古屋地区の都市圏輸送を中心としたダイヤ改正を実施するとともに、ATS−PT導入に向けた工事を着実に進めました。 営業面では8月に「EX−ICサービス」の山陽新幹線への利用区間拡大や、法人会員の皆様に対するサービスを開始し、総会員数は150万人を超えました。 関連事業では、グループ会社による農業事業への参入について、愛知県常滑市におけるレタス・トマトの栽培施設が完成したほか、岐阜県高山市におけるタカネコーンの初収穫など順調なスタートを切りました。 東海道新幹線バイパスの実現に向けた取り組みについては、4項目調査を着実に進め、東京都・大阪市間の工事費、輸送需要量などのデータを作成するとともに、関係各都府県に精力的に説明しました。さらに、7月には国土交通省の超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会より、営業線に相応しい技術であるとの評価をいただきました。 また、海外高速鉄道プロジェクトへの対応体制として「海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室」を設置し、11月には当社の高速鉄道技術を紹介する高速鉄道シンポジウムを開催、同日夜にN700系による330km/hの実証運転を行いました。 さらに、8月に、平成23年春の開業を予定しているJR東海博物館(仮称)の本格的な工事に着手した一方で、11月1日(日)には、佐久間レールパークが大盛況のうちに18年間の歴史に幕を下ろしました。 【来年の展望】 世界規模の経済不況は底を打った感があるものの、来年の日本経済も厳しい状態が続くものと考えられます。そうしたなか当社は、安全・安定輸送の確保を最優先に輸送サービスを充実するとともに、業務執行全般にわたり知恵を絞り、効率化と低コスト化を徹底し、経営体力の充実を図ります。 東海道新幹線では、引き続きN700系車両の投入を進め、輸送サービスの充実を図るとともに、輸送の弾力性向上のため新大阪駅の大規模改良工事を着実に推進します。加えて、地震対策として脱線・逸脱防止対策を推進します。 在来線では、引き続きATS−PTの導入に向けた工事を進めるとともに、来年度からいよいよ始まる新型車両への取替を着実に進めます。 営業面では、来春にTOICAへの電子マネー機能追加、TOICA定期券による新幹線乗車サービス等を開始するとともに、京都や奈良への観光キャンペーンの展開や、「エクスプレス予約」や「トーキョー☆ブックマーク」などインターネットを活用した販売によるご利用拡大に努めます。 さらに、東海道新幹線のさらなる乗り心地向上の検討など、引き続きより高いレベルの安全性やサービスの提供に向けた技術開発に取り組むとともに、海外高速鉄道プロジェクトへの事業展開の具体化を進めます。 関連事業では、既存事業の強化を図りながら、名古屋駅新ビル計画を推進するほか、来春、常滑市においてレタス・トマトが初出荷を迎える農業事業の定着化を図ります。 そして、超電導リニアによる東海道新幹線バイパスの実現に向けた取り組みを着実に推進するとともに、山梨リニア実験線の設備更新及び延伸工事等を着実に進めていきます。 来年も、当社の使命を果たすため一層の努力を続けていくので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。 |
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