ほりうち(ccbu8181) 2010-05-19 11:47:18 |
4.長期債務残高膨張時の金利上昇は、経営に大きな負担である。 ・多額の債務を借り換えつつ運用していく中で金利が上昇すると、毎年の利子負担は経営の重圧となる。 ・特に、名古屋開業と大阪開業に向けて長期債務残高が漸増し、利子負担は重くなる。こうした時点で金利上昇や景気変動があっても、それを乗り越えて健全経営を回復するためには、長期債務残高を一定のレベルに抑える必要がある。 I 例えば、名古屋開業直後において、長期債務残高5兆円で金利が0.75%上昇すると、配当可能利益を割り込むこととなる。 II 長期債務残高の増加は、当然、調達リスクも増加させる。 仮に、長期債務残高6兆円を想定すると、ピークの年には、新規・借換えを合わせて1年間で1兆円を超える調達が必要になる。こうした多額の調達は現実には極めて難しい。 - 32 - |
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