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No.3267 (Re:3266) 【JR東海】「名古屋駅新ビル計画」の推進決定について(2/5)
ほりうち(ccbu8181) 2010-05-20 15:39:33
平成22年5月19日


 「名古屋駅新ビル計画」の推進決定について



 当社では、日本郵政グループほかとともにとりまとめた名駅一丁目1番地区における「まちづくり基本構想」(平成20年12月22日公表)に基づき、「名古屋駅新ビル計画」の実現に向けた検討を進めてきましたが、このたび、以下の内容で本計画を推進していくことを決定しましたので、お知らせします。



1.新ビル計画のコンセプト・特徴

○ JRセントラルタワーズと一体で利便性の高い魅力ある都市空間を創造し、名古屋駅周辺地区にさらなる賑わいを創出します。

・ジェイアール名古屋タカシマヤの増床や、大型家電量販店等の誘致を目指します。
・専門性や話題性のある飲食店舗を配置し、タワーズプラザを補完します。
・ジェイアール東海ホテルズのチェーンとして、宿泊主体のホテル(約350 室)を展開予定です。
・1階レベルに安全で快適なバスターミナルを整備するほか、2階レベルに名古屋駅と駅北側エリアを結ぶ歩行者通路を設けます。
・15階スカイストリートをはじめとする複数の階で、新ビルとタワーズを結びます。


○ オフィス集積地にふさわしい都市機能を補強し、名古屋駅周辺地区における多様なワーキングスタイルに対応します。

・セキュリティやOA対応に優れたオフィス環境を提供するほか、貸会議室や起業家などからのスモールオフィス需要にも対応します。
・保育施設の導入など、子育てと仕事を両立できる機能・環境の整備を進めます。
・ビジネスをサポートする、健康・医療施設、金融機関などの誘致を目指します。


○ 自然エネルギーの活用等により、環境への負荷低減に配慮したゆとりある都市空間を形成します。

・建築物の環境性能評価システムとして広く用いられている「CASBEE」の最高ランクである「Sランク」の取得を目指します。(標準モデルビル比でCO2排出量約25%削減)
・低層棟屋上を緑化するほか、15階に中庭を設置するなど、緑豊かな空間づくりを行います。



2.新ビル計画の概要

(1) 建物規模
 延床面積:約26万m2、高さ:約220m、階数:地上46階、地下6階

(2) 主要用途
 オフィス、商業施設、ホテル、駐車場、バスターミナル

(3) 開発主体
 東海旅客鉄道(株)、ジェイアールセントラルビル(株)

(4) スケジュール
 平成22年  9月末 名古屋ターミナルビル(ホテル・商業施設)営業終了
   〃   12月初 名古屋ターミナルビル解体着手、仮設バス停供用開始

 平成24年夏頃    新ビル建設着手
 平成28年度     新ビル竣工(平成29年度にかけて順次開業)

※今後の行政手続きの状況により、上記スケジュールは変更となる可能性があります。