| ほりうち(ccbu8181) 2011-01-29 21:47:30 |
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販売面においては、「エクスプレス予約」について、一層の会員拡大に向けた取組みを推進するとともに、TOICAについては、昨年3月に利用エリアの拡大、TOICA定期券による新幹線乗車サービスの開始及び電子マネー機能追加を行ったほか、相互利用サービスの拡大に向けた諸準備を進めました。 さらに、平城遷都1300年を迎えた奈良をはじめ、京都、東京、伊勢等の各方面へ向けた観光キャンペーンを展開し、これと連動した様々な旅行商品の設定に努めました。また、東海道新幹線のお子様連れ専用商品など、新幹線ならではの商品の販売に取り組みました。 当期においては、景気低迷や高速道路料金値下げ政策の影響が続いたものの、上記の諸施策の取組みに加え、一昨年受けた新型インフルエンザによる影響の反動もあり、当第3四半期連結累計期間における東海道新幹線の輸送人キロは前年同四半期比4.4％増の336億2千万人キロ、在来線の輸送人キロは前年同四半期比0.6％増の69億1千1百万人キロとなりました。 バス事業においては、競争激化等の状況も踏まえ、引き続き業務の効率化等を進めました。 上記の結果、当第3四半期連結累計期間における営業収益は前年同四半期比4.0％増の8,955億円、営業利益は前年同四半期比16.5％増の2,967億円となりました。 (2) 流通業 流通業においては、ジェイアール名古屋タカシマヤについて、開店10周年記念企画を実施し、新たな食料品をはじめとした魅力ある品揃えの充実、売場のリニューアル、お客様のニーズを捉えたアプローチ強化等に努めました。 また、農業事業については、グループ会社への出荷を着実に行いました。 上記の結果、景気低迷等の影響を受けたものの、当第3四半期連結累計期間における営業収益は前年同四半期比4.1％増の1,441億円、営業利益は前年同四半期比49.5％増の39億円となりました。 (3) 不動産業 不動産業においては、駅立地を一層有効に活用し、お客様の拡大につなげるため、東京駅における商業施設のリニューアル等を着実に進めました。また、名古屋駅新ビル計画については、昨年5月に具体的内容を公表するとともに、既存ビルの解体工事に着手するなど新ビル建設着手に向けた諸準備を進めました。あわせて、保有資産の有効活用の観点から行っている社宅跡地開発については、「セントラルガーデン・レジデンス静岡」の第二期分譲マンションの建設、販売を進めました。 上記の結果、景気低迷等の影響を受けたものの、当第3四半期連結累計期間における営業収益は前年同四半期比2.7％増の500億円、営業利益は名古屋駅新ビル計画のための費用増等により前年同四半期比15.6％減の91億円となりました。 (4) その他 ホテル業においては、厳しい経済情勢の中、お客様の志向にあった商品設定、高品質なサービスの提供、販売力強化に努めました。 旅行業においては、平城遷都1300年を迎えた奈良をはじめ、京都、東京等の各方面へ向けた観光キャンペーンと連動した魅力ある旅行商品を積極的に販売するとともに、インターネットを活用した販売に努めました。 鉄道車両等製造業においては、鉄道車両の製造や建設機械等の更新需要への対応に努めました。 しかしながら、当第3四半期連結累計期間における営業収益は景気低迷等の影響により前年同四半期比3.5％減の1,629億円となりました。また、営業利益は費削減に努めたことなどから前年同四半期比12.8％増の64億円となりました。 （２）連結財政状態に関する定性的情報 当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物（以下「資金」という。）は、前連結会計年度末と比べ278億円増の1,076億円となりました。また、当第3四半期連結会計期間末の長期債務残高は、前連結会計年度末と比べ856億円減の3兆878億円となりました。 |
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