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No.4619 (Re:4617) 【東武】東京スカイツリーRライティングのオールLED化が決定(3/8)
ほりうち(ccbu8181) 2011-06-16 22:59:38

【2】ライティング機器(LED照明器具、LED演出システム)の特長

(1)東京スカイツリーのライティングに適した高品質・長寿命のライティング機器

 高さ634mの東京スカイツリーに求められる高品質・長寿命のライティング機器を、パナソニックならではの配光設計技術、高精度色再現技術、放熱設計技術、評価技術などを駆使して開発。高所の環境に対応し、過酷な状況にも耐え得ることが可能な「耐久性」「安全性」も確保しています。

・新反射板「パラボラ曲面反射板」方式により難易度の高い超狭角配光を設計、光漏れ対策にも配慮
 ライティングには、高出力な光が求められる一方で、光害を防ぐためには、漏れ光を抑制する、より狭角な光が必要です。そこで反射板を大型化してLED灯数を削減し、補助反射板をつけて光を絞り込む新反射板方式を採用。難易度の高い超狭角配光(1/2ビーム角2度)の器具を開発することで、約140mのライティングを実現するとともに、光漏れ対策にも配慮することが可能となりました。
※添付画像参照

・高精度色再現技術により、「雅」色をコンセプトどおりに再現する「雅」専用LEDを開発
 雅色の照明器具は、コンセプトに沿った美しい色を再現するため、パナソニック独自の高精度色再現技術を活用。狙いの雅色をCIE色度座標で色を定量的に把握、高精度に再現するために、青色LEDと蛍光体で構成したLEDパッケージを新開発。蛍光体の配合によって、コンセプトどおりの雅色を再現しました。
※添付画像参照

・暑い夏場の直射日光や、器具内の温度上昇に耐え得る「耐久性」
 高温環境ではLED照明器具の短寿命化や光束低下の恐れがあるため、光源寿命4万時間を確保すべく、現場環境に適した放熱設計構造の基準を設定。基準に基づいて器具構造のシミュレーションを行い、パナソニック独自の精度の高い放熱設計技術を施した器具を試作。実際の器具による検証も行い、放熱設計の精度を高めることにより、耐久性の高い高品質の器具設計となっています。

・暴風や大雨、落雷に耐え得る「安全性」に配慮
 安全性を確保するため、器具や部品が落下しない構造設計をとっています。さらに、実際の照明器具を用いて、暴風や振動、落雷に対する試験を実施。品質に問題がないことを実証しています。万が一落雷があっても照明器具が破損しないように、雷対策として「耐雷サージユニット」を器具に内蔵。雷によって発生する過電圧や過電流(雷サージ)から、照明器具を保護します。IEC(国際電気標準会議)が定める4kVの約2.5倍、10kVの電圧に耐えうる雷サージ対策を徹底。想定される最大の直撃雷電流を器具に流して、安全性を確認しています。

撮影日:
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キャプション: 新反射板「パラボラ曲面反射板」方式ほか
画像サイズ: 640×232(50%表示)
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撮影場所:
キャプション: 高精度色再現技術
画像サイズ: 417×208(77%表示)