NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.4836 (Re:4834) 【JR東海】平成23年度 地震防災訓練の実施について(3/4)
ほりうち(ccbu8181) 2011-08-23 22:12:01

[別紙]

1.対策本部運営訓練及び情報収集・伝達訓練
 本社及び鉄道事業本部等に対策本部(本社対策本部(丸の内中央ビル)、東海鉄事対策本部、新幹線鉄事対策本部、静岡支社対策本部、関西支社対策本部)を設置し、情報収集、指示等の対策本部運営訓練を実施します。
 この訓練では、東日本大震災を踏まえて、携帯電話、NTT固定電話等が使用できないことを想定して、情報収集する訓練も実施いたします。
 また、新幹線が被災したことを想定して、ヘリコプターを東京から静岡(富士川)まで飛ばし、ヘリコプターで撮影した映像を衛星通信を用いて、本社対策本部まで配信する訓練も実施いたします。

2.主な避難誘導訓練及び災害復旧訓練等
 ○紀伊長島駅
  津波警報発令時において、指令との通信ができないことを想定し、紀伊長島駅手前で停車した列車内の旅客を、乗務員の判断により避難箇所まで誘導する訓練を行います。(9月1日)

 ○名古屋車両区
  地震発生により、駅間で列車が緊急停車したことを想定し、列車内の旅客を避難させ、負傷者の救出・搬送する訓練を行います。(9月1日)

 ○伊那松島運輸区
  地震発生により列車が駅中間に緊急停車し、指令との通信ができないことを想定し、乗務員の判断により列車内の旅客を避難させる訓練を行います。また、消防と連携を行い、救急隊による負傷者救出訓練も併せて行います。(9月1日)

 ○浜松工場・大井車両基地
  地震発生により、新幹線が脱線したことを想定し、横送り装置を使用して脱線車両を復旧する訓練を行います。(浜松工場:9月1日、大井車両基地:9月11日)

 ○新幹線施設・電気現業機関
  地震発生後の安全確認を想定した軌道用自動自転車(アルミカート)の取扱い訓練、緊急自動車の取扱訓練、地震により被害を受けた保守用車を救援併結する訓練等を実施します。
 (8月30日〜9月5日の間に実施)