NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.5852 (Re:5851) 【小田急】2012年度の鉄道事業設備投資計画(2/3)
ほりうち(ccbu8181) 2012-05-02 19:28:18
3.サービスの向上
 (1) 車両の製造とリニューアル
  1)通勤車両の製造

    最新型通勤車両の4000形を10両(10両×1編成)製造します。
  2)通勤車両のリニューアル
    8000形通勤車両を12両(4両×3編成)リニューアルし、車いすスペース、車内LED表示器、自動放送装置を設置します。また制御装置を変更することで、運行に使用する消費電力を削減するほか、補助電源装置、コンプレッサーなどの床下機器の低騒音化を図るなど環境面にも配慮します。
  3)車内LED照明の導入
   今年度、製造する4000形およびリニューアルする8000形通勤車両にLED照明を搭載し、節電に向けた取組みを進めます。

 (2) 駅施設の改良、サービス向上
  1)ホーム上家の増設

   駅におけるお客さまへのサービスの向上を図るため、ホーム上家の増設(延伸)を行います。今年度は、愛甲石田駅で引き続き工事を進めるほか、伊勢原と藤沢の各駅で工事に着手します。
  2)行先表示装置の新設
   現在、主要駅を中心に設置している行先案内表示装置を、全駅に設置する工事を引き続き進めます。今年度は小田急線の生田〜厚木駅間の9駅と、江ノ島線の東林間〜鵠沼海岸駅間の10駅の合計19駅に設置を予定しています。
  3)お客さまトイレの改修
   老朽化したお客さまトイレを改修して、サービスの向上を図ります。今年度は、相模大野駅で工事を実施します。

 (3) 運行異常時における情報提供の改善
  1)運行情報ディスプレイの設置

    事故情報や振替輸送経路などを視覚的に表示する運行情報ディスプレイを、主要駅をはじめとした15駅に設置します。
  2)遠隔放送装置の導入
    当社線全70駅の構内に事故情報や運転状況等を一括して放送することができる遠隔放送装置を導入する工事に着手します。今年度は、システム構築工事等を行います。

以上