ほりうち(ccbu8181) 2012-05-15 22:08:53 |
4.箱根登山電車新型車両の製造 箱根登山鉄道株式会社(本社:神奈川県小田原市社長:和田雅邦)では、17年振りに新型登山電車を製造いたします。単車を2両製造し、通常は既存の2000形2両編成に連結して3両編成として運転します(新型登山電車同士の2両編成での運転も可能)。これにより、最繁忙期には全ての列車を3両編成とすることができ、利便性が向上いたします。 デザイン設計は、小田急ロマンスカー・VSE(50000形)などをデザインした岡部憲明アーキテクチャーネットワーク(代表:岡部憲明氏)に依頼。箱根登山電車の伝統を踏まえながら、箱根の自然にマッチした車体デザインのほか、風景を存分に楽しめる快適な居住空間を提供する車内レイアウトを目指します。また、箱根登山電車初となるVVVFインバータ制御の採用により使用電力を削減するなど、環境対策への取り組みも進めてまいります。 (1)車両型式 3000形(仮) (2)編成 単車 (3)定員 約80名(立席定員を含む) (4)製造両数 単車を2両 (5)竣工 2013年10月(予定) (6)営業運転開始 2014年4月(予定) (7)主な特徴 (1) 展望窓の配置や側面ガラスの大型化など風景を存分に楽しめるレイアウトとします。 (2) 車両中央にクロスシートを配置するほか、車いすスペースや4ヶ国語を表示する車内案内表示器を設置し、快適な居住空間の提供と車内案内の充実を図ります。 (3) VVVFインバータ制御のほか、回生ブレーキ、LED照明を採用するなど、環境に優しい車両を目指します。 (8)デザイン設計 岡部憲明アーキテクチャーネットワーク(代表岡部憲明氏) ※車体外装および居住性を含めた内装デザインをトータルに依頼し、技術と一体化したトータルデザインとします。 ※岡部憲明氏の参加プロジェクト例 小田急ロマンスカー・VSE(50000形)、MSE(60000形) ポンピドゥーセンター(フランス・パリ) 関西国際空港旅客ターミナル(大阪府) (9)総製作費 約8億円 ※本ニュースリリースに記載の情報は、2012年5月14日時点の計画であり、今後、営業開始までの間にそれぞれの計画に変更等が生じる場合がございます。 以上 |
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