ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2015-05-26 20:59:38 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 平成27年5月26日 物流審議官部門物流政策課企画室 第3回「モーダルシフト促進のための貨物鉄道の輸送障害時の 代替輸送に係る諸課題に関する検討会」の開催について 〜5月28日(木)13時より開催〜 ◇ポイント @大量輸送機関である鉄道輸送を活用したモーダルシフトの促進は、環境対策としても労働力不足対策としても政策的重要性が増している。このような中、その商品の質としての輸送サービスの安定性については、利用者からもモーダルシフトを進める上での懸念事項として挙げられ、輸送障害対応は解決すべき課題の一つとなっている。 A現に昨年10月の東海道本線不通の際、日本の鉄道貨物の約半数が経由する大動脈が分断され、モーダルシフト推進のための新たなボトルネックの存在が再認識された。 Bこのため、安定的な鉄道輸送を実施する観点から、輸送障害発生時の代替輸送に係る諸課題の特定及び関係者が連携した計画的な取り組みに基づく解決方策を整理するため、学識経験者、荷主、JR貨物等で構成される本検討会(座長:杉山武彦(一社)運輸政策研究機構 副会長・運輸政策研究所所長)を平成27年2月、4月に開催。 C第3回検討会では、JR貨物が、昨年10月東海道線不通時における対応について時系列で整理して報告するとともに、第2回検討会までに整理された輸送障害への対応と課題に対しての同社の検討状況を報告する。さらに、第2回検討会までに整理された輸送障害時の代替輸送に係る課題の対応について可能なものから整理を行う。 <東海道本線不通時の状況> ■台風18号の影響により10月6日8:59頃に由比〜興津間で崖崩れが発生する等により不通(貨物列車は前日5日より計画運休)。10月16日早朝より当該区間を運転再開したが、10日間の不通となった。 ■トラック代行輸送、迂回列車の運転等でJR貨物が確保した当該区間の代替輸送は、最大で往復2,180個/日(不通区間における提供輸送力の約20%)であった。 1.趣旨 昨年10月6日から16日までの東海道本線不通の際、日本の鉄道貨物の約半数が経由する大動脈が分断され、特に積極的にモーダルシフトを進めていた貨物鉄道利用者において、代替輸送のためのトラック確保に苦労するなど、モーダルシフト推進のためのボトルネックの存在を再認識することとなった。 特に、JR貨物においては、鉄道利用運送事業者等に協力を求めて実施したトラック代行輸送に加え、日本海縦貫線、中央線等を活用した代替輸送を実施したが、近年、積載効率向上等の観点からモーダルシフトを進める大口荷主が積極的に用いている大型コンテナ等については、諸条件の十分な検証があらかじめ行われていなかったこと、リードタイムが変更となること等の理由から、代替輸送が十分に行われなかったところである。 このため、東海道、山陽、東北線等の主要幹線が一定期間不通となる事態を念頭に、モーダルシフトの一層の促進のため、旅客会社の既存の鉄道施設、設備を前提として、代替輸送に係る諸課題の特定及び貨物鉄道会社、荷主、鉄道利用運送事業者等の関係者が連携した計画的な取り組みに基づく解決方策を整理するため、物流審議官の私的検討会として、鉄道局の協力も得つつ本検討会を開催するものである。 2.会議の概要 【開催日時】平成27年5月28日(月)13:00〜15:00 【会 場】中央合同庁舎第3号館4階特別会議室 【主な議題】・東海道線由比〜興津間土砂流入発生時の時系列(JR貨物) ・輸送障害時の代替輸送に係る課題への対応の整理(JR貨物、事務局) ・意見交換 【委 員】別紙参照 別紙 モーダルシフト促進のための貨物鉄道の輸送障害時の代替輸送に係る 諸課題に関する検討会 委員名簿 (座 長)杉山 武彦 (一社)運輸政策研究機構 副会長・運輸政策研究所所長 (座長代理)山内 弘隆 一橋大学大学院教授 飯塚 裕 (公社)全国通運連盟 理事長(代表理事) 岩崎 保雄 全国通運(株)鉄道部長 魚住 和宏 味の素(株) 物流企画部専任部長 柏井 省吾 日本貨物鉄道(株)マーケティングセンター所長 (営業統括部 担当部長) 金城佐和子 パナソニック(株) SCMセンター 企画部 管理課 課長 上浦 正樹 北海学園大学工学部教授 熊沢 洋一 トヨタ自動車(株) 生産部品物流部 部長 小森 庸史 佐川急便(株) 輸送ネットワーク部 課長 高澤 弘人 日本貨物鉄道(株)運輸部 指令室長 兼 副部長 辰巳 順 (一社)日本旅客船協会所属 オーシャントランス(株) 常務取締役 玉木 良知 日本貨物鉄道(株) 総括執行役員 経営企画部長 中島 覚 日本通運(株)ネットワーク商品事業本部 通運部長 福田 靖 ヤマト運輸(株)ネットワーク戦略部長 藤永 剛史 住友化学(株)物流部長 宮城 利久 日本貨物鉄道(株)運輸部長 (五十音順・敬称略) <国土交通省> 羽尾 一郎 大臣官房物流審議官 島田 勘資 物流審議官部門物流政策課長 坂巻 健太 物流審議官部門大臣官房参事官(物流産業) 木村 大 物流審議官部門物流政策課企画室長 潮崎 俊也 鉄道局技術企画課長 高橋 徹 鉄道局総務課貨物鉄道政策室長 秡川 直也 自動車局貨物課長 新垣 慶太 海事局内航課長 <事務局> 国土交通省 総合政策局物流政策課企画室 |
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