ほりうち(ccbu8181) 2014-05-01 09:24:24 |
2.環境対策
(通勤用車両の新造) 東武アーバンパークラインでは、新型車両60000系を2014年3月末までに8編成48両導入しました。2014年度は、引き続き8編成48両の導入を行います。 この60000系車両は、車体にアルミ合金を使用し、車両の灯装置を全てLED照明としたほか、搭載機器についても軽量化を図るなど、代替する8000系車両に比べ使用電力量が約40%削減となります。また、車いすスペースを中間車に各1か所設置、車内には案内用液晶ディスプレイを採用したほか、当社車両では初となる公衆無線LANを搭載するなど、「人と環境にやさしい車両」となっております。 (通勤用車両のリニューアル) 既存車両については、10000系車両26両をリニューアルし、車いすスペースや車内案内表示器の設置等のバリアフリー化に加え、シートや内貼り等を全面的に更新するなど、車内の快適性を向上させます。また、車両冷房機の冷媒を地球温暖化に対する影響が少ない代替フロンに変更するとともに、車内照明を消費電力の少ないLED照明に変更するなど、環境にも配慮します。さらに、一部の車両では、主制御器をより省エネ効果の高いVVVFインバーター制御器に変更します。 (駅照明のLED化) LED照明は消費電力が低く省エネルギー効果があることや光源寿命が長いなど環境負荷低減に寄与することから、駅照明のLED化を積極的に進めています。2014年度は、越谷駅および新越谷駅の駅構内照明と柏駅のホーム照明をLED化します。 (電力貯蔵装置の新設) 東武アーバンパークラインは、2013年度から電力回生ブレーキを搭載した省エネ車両(回生車両)である10000系車両と60000系車両の運転を開始し、2014年度末には運行する車両の過半数が回生車両となります。この回生車両の効果をより効率的に発揮させるため、運河駅付近に電力貯蔵装置を新設します。 ※ 電力貯蔵装置は、回生車両がブレーキを使用した際に発生する回生電力を吸収・貯蔵し、その貯蔵した電力を電車が加速走行するときに再供給するなど、電力の有効活用ができる装置です。 |
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