NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.863 (Re:857) 【東武】新タワーの名称候補が決定しました。4月1日より新タワーネーミング全国投票開始(7/14)
ほりうち(ccbu8181) 2008-03-27 15:51:57

≪新タワーデザインコンセプト≫

〜高さはもちろん、美しさや親しみでも世界一になりたい〜


1.「伝統と先端の新しいシンボルになります」

 新タワーの足元は、三角形でできています。「3」という数は、三脚のように最も少ない単位で安定が得られ、その合理的な形状により周辺の圧迫感や日影等の影響も考慮でき、さらに隅田川・荒川・交通の東西軸で囲まれたこの地域を象徴する形状でもあるからです。

 また、シルエットは、伝統的日本建築などにみられる「そり」や「むくり」を意識しています。頂部から足元に向かって変化するしなやかな曲線が、タワーに凛とした佇まいと優美な雰囲気を生み出します。

 さらに、タワーの足元から頂部へ至るにつれ、基本となる造形が三角形から円形へと変化していきます。見る角度や眺める場所によって多彩な表情を持たせることで、他のどの都市にもないオリジナリティあふれるランドマークにもなります。

 日本の伝統的な美意識のもと、先端テクノロジーを駆使して生まれるのが新タワーです。伝統と先端の新しいシンボルとして、時空を超えた新たな景観を創造します。


2.「街を活性化するゲートになります」

 伝統的な江戸文化の残るこの地域で、新たな賑わいを創り、つなげ、広げていくために。新タワーの足元は、アーチ状とし、3つの開かれたゲートのような形状にしています。

 また、地上350m と450m に2 つの展望台を設置。350m 部分にはレストラン・店舗等も計画しており、関東一円を眼下に、グルメなどを楽しめます。高さ450m の展望ロビーの外周には、ガラスで覆われた空中回廊を設ける予定で、世界一の高さの散歩が楽しめます。

 さらに、新タワーの周辺には、下町らしい個性あふれる賑わいを演出した複合施設を計画しており、老若男女、国籍を問わず、誰もが楽しめる空間を創り出します。


3.「安全・安心を見守る塔になります」

 新タワーは、新しいデジタル放送時代の核となる施設として位置づけられ、災害時には情報インフラの生命線としての社会的使命を担っています。構造形式から施工方法にいたるまで、最新技術と伝統技術の経験・英知を総動員して取り組みます。

 また、改修・更新などライフサイクルに配慮した長寿命建築を目指し、同時に、万全の防災性能を備え、地域の推進する防災計画と一体となった拠点づくりに貢献します。


日本独自の建築技術の代表とも言える五重塔は、心柱を中心として各層が独立した構造となっており、地震や強風時に、塔体各層との間に生じる相互作用により揺れを低減する役割があると考えられています。新タワーの構造システムはこの五重塔の制振システムを最新の技術で再現します。