ほりうち(ccbu8181) 2013-12-13 15:57:49 |
JR東海 ニュースリリース
┃2013.12.11 ┃【社長会見】在来線の鹿対策(衝撃緩和装置)の試行実績について 近年、鹿との衝突が多数発生し、列車の遅延や車両の破損、対応する社員の負担などが生じています。当社ではこれら問題点の軽減を図ることを目的として、衝突した際に鹿を線路の外に押しのける「衝撃緩和装置」を開発しました。昨年5月より順次、紀勢線を走行する特急「ワイドビュー南紀」の一部車両に取り付け、効果の検証を進めてきましたので、これまでの実績についてお知らせします。 1.衝撃緩和装置の設置状況 ・紀勢線 特急「ワイドビュー南紀」(キハ85系)先頭車6両に設置 2.衝撃緩和装置の実績(平成24年7月〜平成25年11月) ・鹿を線路外へ押しのける割合が、非設置車両と比較して約13%高い ・運転再開までに要する時間が、非設置車両と比較して平均約3分短い ・30分以上の遅延が1件のみ(非設置車両では6件発生) ┌───────────┬────┬───────┬──────┬──────┐ |衝撃緩和装置設置の有無|衝突件数|線路外押しのけ|平均遅延時分|30分以上遅延| ├───────────┼────┼───────┼──────┼──────┤ | 有(設置車両) | 75件 |64件(85.3%)| 15.1分 |1件(1.3%)| ├───────────┼────┼───────┼──────┼──────┤ | 無(非設置車両) | 65件 |47件(72.3%)| 18.2分 |6件(9.2%)| ├───────────┼────┼───────┼──────┼──────┤ | 合計 | 140件 |111件(79.3%)| 16.6分 |7件(5.0%)| └───────────┴────┴───────┴──────┴──────┘ 3.今後の計画 ・平成26〜27年度に高山線、太多線、紀勢線、参宮線に順次投入するキハ25形2次車52両にも設置(分割・併合を考慮した形状) |
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