ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2013-03-05 22:03:21 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 PressRelease Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 平成25年3月5日 国土交通省鉄道局 車両扉位置の相違やコスト低減等の課題に対応可能な 新たなホームドアの現地試験の実施について 現在、国土交通省において、ホームドアの更なる設置促進を図るため、車両扉位置の相違やコスト低減等の課題に対応可能な新たなホームドアの技術開発に対して、鉄道技術開発費補助金により支援を行っているところです。 現在開発中の「戸袋移動型ホームドア」、「昇降ロープ式ホームドア」及び「昇降バー式ホームドア」について、実用化に向けた現地試験を実施すべく、関係者間で調整を行ってきた結果、この度、別添の鉄道事業者の駅で試験を実施することになりましたのでお知らせします。具体的な試験の開始日等については、現在、調整中です。 なお、別添の各鉄道事業者は、試験場所の提供及び試験実施への協力を行う予定であり、実際はこれらのホームドアの導入を決定した訳ではありません。 別添:新たなホームドアの実用化に向けた現地試験の実施について 戸袋移動型 (株)神戸製鋼所 西武鉄道(株)新所沢駅 H25.6頃 昇降ロープ式 日本信号(株) 東京急行電鉄(株)つきみ野駅 H25.7頃 昇降バー式 (株)高見沢サイバネティックス 相模鉄道(株)弥生台駅 H25.10頃 ※なお、上記の協力鉄道事業者は試験場所の提供及び試験実施への協力を行う予定であるが、実際はこれらのホームドアの導入を決定した訳ではない。 参考:鉄道駅におけるホームドアの整備促進 近年、駅のホームにおいて 旅客の接触・転落事故が増加 ※平成14〜23年度の間にホームから転落又はホーム上で列車と接触により発生した鉄道人身障害事故の件数 特に、視覚障害者の「2人に1人」がホームからの転落経験があり、駅のホームは「欄干のない橋」と批判 ↓ ● 視覚障害者からの要望が高い駅、利用者数が多い駅(特に利用者数10万人以上の駅) について、優先的に転落防止対策を実施 ※ 平成24年9月末で、全国約9,500駅のうち539駅(利用者数10万人以上の駅(全国235駅)のうち34駅)でホームドアを整備済。 ● 一方で、ホームドア設置には、車両扉の不一致等の「技術面」、ホーム補強改良工事等を含む「コスト面」等の大きな課題が存在 課題(1):車両扉の不一致課題 課題(2):列車の停止位置の精度向上 課題(2):ホーム補強改良工事(多額の費用) 《ホームドアの速やかな普及に向けた取組》 ○ ホームドア等の整備に対する国、地方公共団体による支援(補助、税制等)の実施 ○ 車両扉位置の相違やコスト低減等の課題に対応可能な新たなホームドアの技術開発の推進 |
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