ほりうち(ccbu8181) 2012-09-28 14:52:11 |
【参考】
「浅草駅ビル」について 浅草駅ビルは1931(昭和6)年に関東では初となる百貨店併設の本格的なターミナルビルとして開業しました。それまで現在のとうきょうスカイツリー駅を始発駅としていた東武伊勢崎線(現・東武スカイツリーライン)を直接ビルの2階に乗り入れて「浅草雷門」駅(現・浅草駅)とし、地下1階から地上7階までは「松屋浅草支店」(現・松屋浅草店)という、当時は東京の新名所ともいうべき画期的な駅ビルとして誕生しました。 このたび、本年5月に開業した東京スカイツリータウン(R)の開業にあわせ、東京スカイツリータウンへの玄関口となる当ビルのリニューアルを実施し、本年5月18日には外壁面を改修して1931年建設当時のシックでモダンな外観へとリニューアルしました。このリニューアルにより東京スカイツリータウンをはじめ日光・鬼怒川への玄関口として利便性向上を図りました。 1 名称 浅草駅ビル(東武ビル) 2 所在地 東京都台東区花川戸1−4−1 3 構造規模 鉄骨鉄筋コンクリート造 地下1階地上7階建 4 用途種別 駅舎および店舗・事務所 5 延床面積 34,612.76m2(約10,470.35坪) 6 リニューアルについて (1)外壁面を改修 これまでの外壁は、1974年に改修工事で設置したカバー材(アルミルーバー)で覆われていましたが、これを全面的に撤去して外壁面を改修し、誕生当時のネオ・ルネサンス(近世復興)様式の姿に近づけました。 (2)時計塔リニューアル 建設当時、駅ビルのシンボルとして設置されていた大時計を、当時のデザインを参考にしながら復元しました。建設当時は文字盤にアラビア数字を採用していましたが、リニューアルにあたり、デザイン要素を取り入れたローマ数字に変更しています。 正面(南面)、西面、東面の3方向に、直径約1.5mの時計を復元しました。 (3)浅草駅施設のリニューアル 昨年3月に東武外国人旅行センターを移設・リニューアルしたほか、本年4月には待合室とカフェを新設しました。 7 沿革 1931(昭和 6)年 竣工(5月) 浅草雷門駅(現・浅草駅)開業(5月) 松屋浅草支店(現・松屋浅草店)開店(11月) ※それまで東武伊勢崎線の始発駅は、 現在のとうきょうスカイツリー駅(旧・業平橋駅) ※正面大階段に関東では初めてとなるエスカレーター(1人乗り)を設置(終戦後に撤去) 1945(昭和20)年 東京大空襲により内部焼失(3月) 浅草雷門駅を浅草駅に改称(10月) 1959(昭和34)年 正面大階段にエスカレーター(2人乗り)設置(7月) 1988(昭和63)年 正面大階段にエスカレーター(2人乗り)増設(12月) 2010(平成22)年 エレべ−ター、多機能トイレ新設、トイレリニューアル(3月) 2011(平成23)年 東武外国人旅行センターを移設・リニューアル(3月) リニューアル着工(3月) 2012(平成24)年 2階駅コンコースに待合室・カフェ新設(4月) 外観リニューアルが完成、時計塔がリニューアル(5月18日) 以上 |
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